とある昼下がりの女子の会話

本日は少々ユル目の内容です。

先日、アポの時間が空いたので、丸の内付近でランチをしました。

そのときに、奇妙な光景を目にしたので、ブログに書き遺しておきます。

私がお店に入ったのは13時過ぎ。

ランチタイムを過ぎたこともあり、人はまばらでした。

パスタだったので早々に食べ終わり、席で仕事を始めたのですが、

少し熟した感じのキャリアウーマンが二人入店し、隣のテーブルに座りました。

最初は全く気にしていなかったのですが、英語のやり取りを始めたので、

外国人の方なのかな?と思いチラ見すると、外見は純日本人でした。

しかし、英語でしばらく話をしていたと思いきや、突然日本語で話し出す。

その逆もしかりで、英語⇒日本語⇒英語⇒日本語の繰り返しで会話が成り立っているのです。

とにかく頻繁に言語が入れ替わるので、会話の内容までは分からないのですが、

気になって仕事が手につかなくなりました。

昼休みに英語の練習?とも思ったのですが、どちらの言語もネイティブ並みで、

今さら練習という感じでも無さそうです。

見た目はキャリアウーマンなので、おそらく外資系の金融にお勤めされているのだと思われます。

(ちょうどランチしていたビルの上に外資系の金融機関があったので)

さぞかし、ハイソな話をしていると思いきや、案外普通の話で、主に男性ネタ。

いけてない上司の愚痴や、社内で気になる男性の話。さらには語学ができない同僚をこき下ろす話。。。

どうやら1人は結婚しているらしく、話は徐々にご家庭の愚痴へ向かい始めました。

旦那の稼ぎが少ないとか、夜の営みがご無沙汰とか、ご家庭の不満を延々と話し始めました。

そして帰りがけに発した驚きの発言がこれ↓

「今度会社のお泊り研修があるじゃん? 実はわたし、ちょっと期待してるんだけど。。」

「○○君(お気に入りの同僚男子)も研修来るらしいのよね~」

「わたし、研修先で自分の性欲を抑えられる自信がないわ・・・」

なんのこっちゃ!?

世の女性陣は完全に“男化”しております。

こんな女性ばかりでは、男性陣は太刀打ちできません。

この女性たちを例えるなら、

ちょうど今流行のドラマ「最後から二番目の恋」小泉今日子飯島直子のようなお二人です。

(バブルを経験した女性は強いです。是非ご覧ください。)

女性の強さを垣間見た、とある昼下がりの出来事でした(笑)

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受験勉強の是非

 

前回のブログで、卒業試験時の苦い思い出があると書きましたが、

自分としては、あれはあれで良い経験だったと思っています。

なぜなら、あれが無ければ、大学卒という意味が薄れていたと思うからです。

 

 

日本において、高偏差値の大学に合格すれば、4年間遊び通しても簡単に卒業でき、

その後の人生は安泰だという風潮があります。

しかしこれでは、付加価値の少ない大卒を大量生産しているようなものです。

大学側も卒業生の質には責任を持って、受験時よりも入学後に重きを置いた方が良いと思います。

 

 

日本の大学の進学率は年々上昇し、今や5をゆうに超えています。

これは国際的に見てもかなり高水準です。(以下グラフ参照)

 

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さらに、もっと興味深いことは、大学入学後の退学率の国際比較です。

実は、日本の大学の退学率は世界的に見て異常に低い数値となっています。

少し古いデータ(2005年)となりますが、日本の大学退学率は10%なのです。

 

 

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上記2つの掛け合わせが大学卒業者の割合となりますが、日米で比較すると以下のようになります。

 (卒業率は100%から退学率を引いた数値です)

アメリカ: 進学率53%×卒業率47%=大卒者の割合:約25%

日本:   進学率56%×卒業率90%=大卒者の割合:約50%

 

 

これを見る限り、今のような状況ですと日本の大卒者には価値がないということになります。

もっと入学後に厳しくして、卒業率を欧米諸国と同じ半分ぐらいにすべきでしょう。

これが出来ていないから、就職試験の際に半数の人が篩(ふるい)にかけられるわけです。

 

大卒の就職率が半分そこそこだというのは全くおかしなことではありません。

そもそも、世の中の仕事の半分がホワイトカラーなんて有り得ないのですから。。。

大卒者全員がホワイトカラーに就職できる社会にしたいのであれば、

大卒者の割合をホワイトカラーの割合に合わせるべきです。

 

 

受験勉強を「競争社会を生き抜く試練」に位置づけるのであれば、非常に良い経験だと思いますが、

勉強が好きじゃない人まで大学に入学して4年間遊びほうけるのは意味の無いことだと思います。

そういう方々は、無理せず、早めに路線変更して専門職を目指す方が効率的だと思います。

 

 

横並びではなく、もっと自由に進路を考えればいいのに・・・

 

合格祈願

 

いよいよ受験戦争も佳境に入りました。

センター試験が終わり、二次試験に向けてラストスパートです。

準備期間の少ない現役の方は、今からが勝負の時だと思います。

 

 

医師の皆様は厳しい受験戦争を勝ち抜いた猛者ばかりだと思われますが、

懐かしい気持ちと、二度と戻りたくないという気持ちと、どちらが強いのでしょうか?

わたし個人的には後者の方が圧倒的に強いです(苦笑)

 

 

受験勉強に行き詰まった時は、神頼みしたい気持ちにもなります。

また、いろいろなモノにすがりたくなるでしょう。

さらには、「滑る」「落ちる」といったネガティブな言葉はタブーです。

 

 

わたし自身はそういうのは気になりませんでしたが、

「げんをかつぐ気持ち」は分からないでもありません。

 

 

先日スーパーで買い物をしていたとき、ふと目にしたのですが、

最近は合格祈願の御菓子が凄いことになっています。

そこまでやるか!?といったものが多数ありました。

 

昔は「トンカツ」が定番でしたが、今やお菓子業界が受験生をターゲットに、

御菓子販売戦争を繰り広げています。

 

 

■キットカット

 これは定番ですが、「キットカット」と「きっと勝つと」の語呂合わせです。

 

■トッパ

 受験戦争を突破!!という意味から「Toppo」ではなく「Toppa」だそうです。

 

■キシリトールガム

 「キシリトール」⇒「きっちり通る」

 

■ポッキー

 「ポッキー」の名称を逆さに読むと「キッポー」⇒「吉報」

 

■ウカール

 中身は単なる「カール」ですが、「受験にウカール」という意味。

 

■ハイレルモン

 中身は「ハイレモン」。1文字足して「入れるもん」。

 

■ウカルピスキャンディ

 こちらも1文字足して「受かるぴす」

 

■コアラのマーチ

 「寝ていても木から落ちない」というコアラの特性から由来。

 

 

 

などなど、多彩な商品が陳列されていました。

ほとんど「ダジャレ」の域ですが、受験生にとっては少しでもあやかりたい??

 

 

 

ちなみに、わたしは入学受験時よりも卒業試験時の印象のほうが強烈です。

なぜなら、卒業に必要な単位取得が、卒業間際になってもギリギリだったからです。

未だに1単位だけ足りなくて卒業できない悪夢を見てうなされることがあります。

 

 

卒後20年弱も経つのに未だにうなされるって、相当に苦い思い出です(苦笑)・・・

 

 

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全亭協

今日は寒いですね。

外出する予定もなかったので、本日は終日社内にいました。

たまにはブログを更新せねばと思い、何をネタにしようかと案じていると、

少し前に妻からもらったメールを思い出しました。

 

 

内容は忘れましたが、「全国亭主関白協会」(略して全亭協)というタイトルです。

(わたしは時々こうして妻からネタを頂戴しています。苦笑)

 

 

「亭主関白」というと私の祖父や父親の世代の「オヤジ像」です。

幼少時代、まさに私の父親は亭主関白そのものでした。

そのため、当然自分も亭主関白になるものだと思っていました。

(結婚するまでは・・・)

 

そもそも、「亭主関白」とは夫が妻及び家庭の中で最も権力がある家族関係を意味します。

関白という言葉には権力があるという意味とともに、威張っているというイメージがあります。

そのためか亭主関白は、威張っているだけで実質的な権限がない場合にも使われるようです。

 

 

いずれにしても、女性が強い今の時代では死後に近い単語ではないでしょうか?

 

 

本当に現在は男性にとって受難な時代だと思います。

なぜなら、世の男性が優しすぎ、女性が強すぎるからです。

イクメン、家事男(カジダン)といった言葉が示すように、

家庭において男性が育児や家事を手伝うことが当たり前になっています。

 

明治や昭和時代は、男性が育児や家事を手伝うなんて少数派でした。

ところが、平成に入ると、なぜか女性の立場が強くなり、

草食男子・肉食女子なんて言葉も出回り、男性の家庭での立場が一気に弱くなりました。

 

その最大の原因は、景気が悪化したことにより共働き世帯が増えたことでしょう。

女性の社会進出が強まったことも背景にありますが、

旦那の稼ぎだけでは一家が暮らしていけなくなったことが最大の原因だと思われます。

 

 

要するに、「稼ぎが少ないなら家事も手伝え」ということです。

まあ、嫁も働きに出るなら家事も分担するということは納得できます。

しかし、世の風潮は、例え1馬力(旦那の収入だけの家庭)だったとしても、

旦那が育児や家事を手伝うことは当然だという流れができてしまいました。

 

 

なぜなんでしょう???

 

 

これは合理的ではありません。

しかし、長い物には巻かれるタイプの私は、この流れに乗せられつつあります。

なぜなら、周囲から良い旦那に見られたいからです()

 

この状況は、学生時代の自分からは信じられない事です。

(私の学生時代はまだまだ男性が強かった)

 

でも、実際に嫁の尻に敷かれててみると、案外楽しいと思えるのです。

 

ここでようやく本題に入るのですが、

「全国亭主関白協会」とは、想像とは逆の意味の協会なのです。

 

 

協会のホームページによると、以下のように記載されています。

「関白とは本来、天皇(妻)に次ぐナンバー2の地位」。

実は、全国亭主関白協会は、妻との紛争を平和的に解決するための

技術や心構えを会員が日々学習し、段位を競い合うサークルなのだ。

 

さらに、協会を設立された天野周一会長は、以下のような「理念」を持たれています。

亭主が変われば、日本が変わる。

日本の未来を明るくするのは、

上手に妻の尻に敷かれる心とワザを持つ亭主力である。

 

 ※全国亭主関白協会のホームページより抜粋

  http://www.zenteikyou.com/index.html

非常に面白い内容なので、是非ホームページをご覧ください。

 

 

 

どうせ尻に敷かれるなら、楽しく尻に敷かれたいものです。

早速ですが、私もこの会に入会しました。

そのプロセスに「関白検定」なるものがあるので、是非受けてみてください。

http://www.zenteikyou.com/zkentei.html

 

 

最後に、絶滅危惧種となった「旧亭主関白」の段位と、

全国亭主関白協会の会員が与えられる「新!亭主関白道」の段位の基準を以下に記します。

 

■旧亭主関白

10級 フィアンセはいるが結婚はまだの人

9級結婚して1年未満の人

8級「お茶」と言ったら、妻がお茶をほんとうに持ってくる人

7級服や下着を平気で脱ぎ散らかせる人

6級仕事中に妻からメールが入っても返信しない人

5級午前様になっても友達と一緒に帰らないで済む人

4級「小遣いを上げて欲しい」と申し出て「10年早いわよ!」と反撃されない人

3級妻がつくった料理に「もうちょっとだな」とダメ出しができる人

2級「あなた!ちょっと!!」と呼ばれた時、足をもつれさせないでリビングまでたどり着くことのできる人

初級自分だけさっさとイッても「それがどうした」と言える人

初段買い物に行ったとき、荷物を持つことを断れる人

二段ゴミ出し、風呂掃除などを断ることができる勇気のある人

三段意見が2つに分かれたとき、自分の意見を通すことができる人

四段隣がピアノを買ったとき、うちはピアニカでいいとキッパリ言える人

五段妻や息子を正座させて説教したことのある人

六段帰宅したら、妻や子に「お帰りなさいませ」と言わせている人

七段妻と外で待ち合わせをして、2時間遅れて行っても妻が待っていて、なおかつ文句を言わせない人

八段気にくわないことがあったら、お茶またはおかずなどの載ったちゃぶ台をひっくり返すことのできる人

九段けんかをしたとき、間髪を入れずに、心の中でなく、声に出して「出ていけー!」と言える人

十段妻に「あなたのような亭主関白は見たことも聞いたこともありません」とお墨付きをもらっている人(妻の署名が必要)

 

■新!亭主関白

初段 3年以上たって「妻を愛している」人

二段家事手伝いが上手な人

三段浮気をしたことがない人、ばれていない人

四段レディーファーストを実践している人

五段愛妻と手をつないで散歩ができる人

六段愛妻の話を真剣に聞くことができる人

七段嫁・姑問題を一夜にして解決できる人

八段「ありがとう」をためらわずに言える人

九段「ごめんなさい」を恐れずに言える人

十段「愛している」を照れずに言える人

 

 

ちなみに、わたしは「初段」でした。

まだまだ修行が足りませんね・・・

 

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メディアリテラシー

明けましておめでとうございます。

弊社は昨日より営業開始しております。

昨年もお世話になりましたが、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、年始早々いろいろなニュースが話題になっていますが、

ちょっと違和感を感じたものは「食べログ」の口コミ投稿に関するニュースです。

今さらそんなに騒ぐべき問題なのでしょうか?

問題となっているニュースの内容は以下の通りです。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

価格比較サイト大手「カカクコム」は5日、運営する飲食店の人気ランキングサイト

「食べログ」で、順位を上げるため、好意的な口コミの投稿などを請け負う業者が

昨年末までに39業者確認されたことを明らかにした。

 同社によると、サイトに登録されている飲食店から昨年1月に情報提供があり、

調査した結果、複数の飲食店で業者から「10万円で好意的な口コミを書き込む」

などの勧誘があったことが判明した。

同社は各業者に警告文書を出して不正な投稿をやめるよう要請したが、

「応じない場合は今後、法的措置も検討する」としている。

                        (201216  読売新聞)

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

わたしが違和感を感じている理由は、

「そもそもWEBサイト上にある情報なんて、そんなものじゃないのか?」

という感覚を持っているからです。

今の時代、WEBサイト上には誰でも書き込みができるサイトが多数あります。

今回のような「ランキングサイト」「ウィキペディア」2chもしかりです。

鼻から信じていない訳ではありませんが、誰かが恣意的に書き込んでいる可能性もあり、

一つのメディアを信じ切ること自体が危険な状態だと思うのです。

こういった状況を少しでも防ぐ為には、様々なメディアから発信される情報が、

発信者の立場によって違う見方となることをあらかじめ理解しておくべきです。

また、情報を受け入れる際には、発信者側のメディアの成り立ちや、

発信者である個人や団体の立場(利害関係・主義・思想・価値観等)を

頭に入れた上で情報を取捨選択する必要があると思うのです。

よく我々の業界でも、「求人数・No1」とか「閲覧数・No1」みたいな広告文を目にしますが、

比較対象が何で、母集団が何かということをきっちり説明していないので、胡散臭いこと極まりないです。 

(求人数に至っては過去の求人を含めてNo1と言っている業者もいるので要注意です。)

最も有名な検索エンジンGoogleに至っても、

上位表示されているから信用できるかというと、そうでもありません。

なぜなら、各社が上位表示させるために様々な対策を講じているからです。

(これをSEO対策といいます)

さらには、「Google」の上部と右端のスペースが広告だということも知らない人も大勢います。

あそこのスペースに関しては、1クリックあたりの単価で高い金額さえ提示すれば、

一番目立つ場所に表示されるようになっているのです。

(現在、「医師 求人」という検索ワードで1位掲載するには1クリック1000円以上です。)

すなわち、いかに目立つ場所に広告を出し、気を引く広告文を載せるかということに、

各社がしのぎを削っているメディアがWEBサイトなのです。

今回の「食べログ」は利害関係がない「第三者の意見」で成り立っていると言われています。

たしかに、仕組み自体はそうなのかもしれませんが、

それを悪用しようとするお店や業者が現れても、なんら不思議ではありません。

なのに、なぜ今回は鬼の首を取ったかのようにメディアが騒ぎ立てるのか分かりません。

世の中に、完全に中立的で客観的なメディアなんてありません。

「真実は人の数だけある」ということを各自が理解すべきです。

 

 

テレビの情報にも新聞の情報にもマスコミの情報にも偏りがあります。

例えば、巨額の広告費を払っているトヨタはマスコミから叩かれにくいとか、

創価学会の人はマスコミから叩かれにくいとか、自分たちの不祥事は報道しないとか・・・

 

 

だからといって、ランキングサイトを上位表示させる業者を肯定する訳ではありません。

間違った情報を発信することは、メディアの信頼を無くしてしまうので極力避けるべきです。

ただし、受け取る側もそれ相応の覚悟を持って読み解く必要があると思います。

 

 

わたし達が求人を掲載しているエムスリーについても同様のことが言えます。

「この求人の給与はそんなに高くないはず」とか「この求人は既に充足しているのでは?」

といった情報をよく目にしますが、

この背景にあるのは、各業者が少しでも医師との接点を持ちたい意思の表れです。

(いわゆる釣り案件というものです)

 

 

意図的に間違った情報を餌に医師を誘い込むことは「禁じ手」です。

ならば、弊社「JMC社」の求人情報が全て正確なのか?と問われると、

完全に”Yes“とは言い難いです。なぜなら、求人は「生き物」だからです。

 

刻一刻と求人状況は変化します。

応募状況により給与変動は有り得ますし、1日で求人が充足してしまうこともあります。

だから、より正確な情報を提供するためには、法人との接点を欠かさないようにすることです。

これらの地道な努力が、より正確な情報提供を可能にするのだと思います。

 

 

本年は、より正確な、質の高い情報提供を目標とします。

 

 

それでは、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

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