先週の土曜日、日帰りで渡米してきました。
米国は結構近かったです。
「京急横須賀駅」から歩けました。
そうです。
米国というのは「横須賀米軍基地」のことです(笑)
毎年、「ネイビーフレンドシップデー」として横須賀米軍基地が一般開放されます。
私は初めて参加したのですが、これが結構面白かったです。
当日、三笠ゲートが10時に開くというので、9時過ぎぐらいに現地入りしたのですが、
既にそこには長蛇の列・・・・・
1km以上はあったと思われます。
しかし、ゲートが開いた後は比較的スムーズに人が流れ、
10時半には米国に入国?することができました。
基地入場の際に、金属探知器や持ち物検査があったあのですが、
特に引き留められることもなく、身分証明書も見せず、無事ゲートを通過しました。
人によっては身分証明書を提示させられている人もいたので、どのような基準があったのか不明です。
中に入ると、アメリカン屋台があったり、ステージショーが開催されており、
アメリカ人が気さくに集うそこは米国そのものでした。
(私は本物の米国に行ったことはありませんが。苦笑)
敷地は異常に広く、完全に一つの街と化しています。
Googleの地図を見てみたのですが、建物の形は表示されるものの、地名は表示されませんでした。
軍事機密!?なのでしょうか・・・・
娯楽施設として、ボーリング場やスポーツジム、マクドナルドもあり、金額の表示はもちろん$です。
今回のフレンドシップ用に、$表示の横に紙で円表示もされていましたが、大体1$80円換算でした。
ここで働いているネイビー達はおそらく$でお給料をもらっているでしょうから、
円高になると生活が大変そうだな~と思いつつも、
日本が延々と支払っている「思いやり予算」のことを思い出しました。
たしか「思いやり予算」とは、30年以上前に日本が高度成長期で円高が加速した際、
物価が高騰し米軍の負担が大変そうだということで、日米地位協定でも義務はないのに、
日本側が「思いやり」の精神で米軍駐留経費負担を開始したのが始まりだったと思われます。
今年も2千億円弱が予算化されていますが、その大半がこの横須賀で使われております。
というのも、横須賀はアジアにおいて非常に重要な役割を占める軍港だからです。
その証拠に、米本国以外で唯一空母が配置されているのは、この横須賀だけです。
かの有名な「米第7艦隊空母ジョージ・ワシントン」です。
また、横須賀基地には2千人弱の日本人技術者が従事しています。
仕事内容は、兵器の整備であったり、空母のカタパルトの整備です。
最前線で戦闘が出来ない代わりに、後方部隊として日本の防衛を支えているのです。
日本の防衛のためにお金を支払うこと自体は致し方ないと思うのですが、
問題となっているのは、敷地内にあるボーリング場やスポーツジム等にも予算が使われているからです。
横須賀基地内の厚生施設にかけた「思いやり予算」は140億円ほどだそうです。。
また、横須賀地区で使われた「思いやり予算」の総額は2300億程度のようですが、その大半は人件費です。
その人件費とは、基地内で雇用されている日本人に支払われているので、大きな問題では無い気がします。
(下記グラフは日本全体の「思いやり予算」の内訳です。近年はほとんどが人件費です。)
「思いやり予算」について文句を言っている輩が多いですが、
わたし個人的には致し方ないかな?と思っております。
なぜなら、日本の防衛費のGDP比は、他の先進国と比較して異常に低いからです。
(09年でGDP比1%。他の国のGDP比は下記表を参照。)
ちなみに、米国が以下の事を言っていますが、もっともだと思います。
「日本の防衛という見返りに対する投資と考えれば、日本の財政支援の割合はわずかである。
もし、日本が独自に、今と同じ戦闘能力のある部隊を作ろうとしたらこの金額では難しいだろう。」
現時点で、自らの力で国を防衛することができない日本は米国に頼るしかないのです。
そのためには、多少の「思いやり予算」は致し方ないのです。
それが嫌なら、とっとと自衛隊を軍隊と認め、核武装する方向に舵を切るべきです。
どちらが今の日本に適しているかといったら明らかです。
いつの日か、今とは異なる結論になることがあるかもしれませんが、
現時点においては、軍事面では「思いやり予算」を払いながら米国を頼り、
日本は経済に集中し、せっせと「思いやり予算」以上のお金を米国から稼ぐことです。
まさに、「エコノミックアニマル」≒「日本人」です(苦笑)