内視鏡関連ニュース

消化器内視鏡関連の先生方に朗報です。

本年より、内視鏡ラーニングサイト「ドリームスコープ」との提携を開始しました。

「ドリームスコープ」とは、内視鏡の医療ノウハウを集約し、

全国に広く発信することを目的とした「医療支援サイト」です。

■リンク:「ドリームスコープ」

元オリンパスの技術者「後藤さん」が起ち上げた「リブト株式会社」が運営しており、

内視鏡メーカーの商品開発者ならではの視点で、サービスを提供しております。

20087月にサービス開始しており、現在100件以上のセミナーがUPされています。

この「ドリームスコープ」のサービスが生まれたキッカケは以下のものです。

後藤さんがオリンパスの技術者として全国の医療機関を回っていたとき、

「えっ、こんなこと(ノウハウ)、どこの病院でもやってるでしょう?」

といった言葉をよく聞いたそうです。

「医療ノウハウは地域限定のものが多い」ということを常に実感していたようです。

そして、これらのノウハウを日本全国で共有化することで、地域医療格差の低減に

少しでも貢献できるのではないか?と考え、立ち上げたサービスなのです。

さらに興味深いことは、医療ノウハウについて疑問に思ったことを気軽に質問できる点です。

「○○のところをもっと詳しく教えて!」という声があれば、

ドリームスコープが先生に代わって講師にリクエストし、新しいセミナーをお届けします。

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ドリームスコープが掲げるミッションは3つです。

1.タイムリーな医療情報の集約・提供を通じて「地域医療格差の低減」に貢献します。

2.手技の共有化を通じて「医療の標準化」に貢献します。

3.メディカルWEBセミナーを通じて「若手医師の活躍の場」を創造します。

素晴らしいミッションだと思います。

わたしたちのミッションに共通する部分も多いので、この度の提携につながりました。

それでは、「JMC」並びに「ドリームスコープ」を今後も宜しくお願い致します。

 

 

 

フラッシュマーケティング

 

「フラッシュマーケティング」とは、今流行の「共同購入型クーポン」を使ったマーケティング手法です。

 

具体的にいうと、商品やサービスを販売する際、ネット上で割引クーポンを期間限定販売する手法です。

短時間(フラッシュ)に集客販売(マーケティング)することから、フラッシュマーケティングと呼ばれています。

この手法のメリットは、一定時間内(2472時間以内)に予め決めた下限数が揃えば、

購入者が大幅な割引クーポンを取得できるため、クーポンを購入したい人がSNSを使って口コミを起こす点です。

短時間に自発的に口コミが拡がるため、知名度を上げるプロモーションとしては非常に効果があります。

 

このマーケティング手法を元に仲介役をしている業者は多数あります。

最も有名なのは「グルーポン・ジャパン」であり、他にはリクルートの「ポンパレ」などがあります。

この事業に参入している業者は、既に100社を超えているという話もあります。

 

 

サービス提供会社にとっても消費者にとってもメリットだらけのようにみえるこの手法ですが、

当然のことながらリスクもあります。

 

 

つい最近ニュースになったものでいえば、バードカフェが販売した「スカスカお節」です。

あのケースは、当初100セット販売予定だったものを、

予想外に注文が殺到したため、急遽500セットを販売してしまったことが問題の発端です。

要するに、本来の実力以上の受注をしてしまったことにより、生産側が追い付かなかったという話です。

 

それ以外のリスクとしては、クーポンを販売した店舗が潰れてしまい、期限内にも関わらず、

クーポンが使用できないケースもあります。

 

また、実際に普段からその価格で売っていないのにも関わらず、高めの定価を設定して、

「通常価格より50%off!!」といった、いかにも値引き率が高いように見せるケースもあります。

 

最もややこしいことは、購入者が費用を支払う相手はクーポン販売業者(グルーポン等)であり、

実際にサービスを提供するのはメーカーや店舗であるという点です。

このため、最悪はサービスが提供されなくても、支払った費用が戻ってこないケースもあるのです。

 

 

これらの問題に対処するためには、購入者側が注意すべき点は多いです。

クーポン販売業者がどこまで保証してくれるのか、事前に調べておいた方が良いでしょう。

 

 

今週も終わりですが、松の内が過ぎ、正月モードはこれまでですね。

来週からは本格的に仕事モードに入りたいと思います。

 

 

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言葉の誤用

先日ラジオで「言葉の誤用」について話をしていました。

内容としては「本来の使われ方からすると、あくまでも誤用なのですが、

既に一般的になりつつある表現は多数ありますよね」というものでした。

例えば、「花に水をあげる」は間違いで、「花に水をやる」が正解。

理由は、「あげる」は敬語であり、人以外のものに敬語はつかわないからです。

これと同様に、「ペットに餌をあげる」も間違いのようです。

ただ最近ではペットを人間のように扱っている家庭も多いので、

「ペットに餌をあげる」はアリなんだと思います。

他には、「感動した」という意味で「鳥肌が立つ」という表現が使われることがありますが、

本来「鳥肌がたつ」と言うのは、寒い時や恐ろしい時に使う表現なのです。

しかし最近では「とても感動した」と言う意味合いで使われていることが多いです。

ちなみに、名古屋では「鳥肌が立つこと」を「さむぼろがでる」といいます。

さらに、大阪では「さぶいぼがでる」といいます。

だからといって、感動したときに「さぶいぼがでる」とはいいません。。。

あと、最も一般的になっている誤用表現の一つに「全然大丈夫」というのがあります。

こちらに関しては、ちょうど言葉が流行り始めた頃が

学生から社会人になる頃だったので、よく覚えています。

本来「全然」の後ろに来る表現は「否定形」にならなければならないのに、

テレビで芸能人が「全然大丈夫」「全然OK!」を連発するので、慣れてしまいました。

しかし当時、会社の会議で「全然いけますよ~」と発言した同期が、

年配の上司から叱られている姿をみて、まだまだ一般的ではないのだなと感じたことを思い出します。

誤用された言葉がどの時点で市民権を得るのか、非常に興味深いものがあります。

そして、一度一般化された言葉は、何事もなかったかのように大衆に溶け込んでいくのですね。

普段から「誤用」を乱発しているわたしにとって、早く一般化して欲しい気もしますが、

本来の使い方や言い方も知っておくべきだとも思います。

最後に、既に一般化しつつある「誤用」の抜粋を以下に。

かなり勉強になるはずです。

                               By「言葉にご用心」サイト

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一所懸命(正)

一生懸命は誤り。

薀蓄(うんちく)を傾(かたむ)ける

「薀蓄を垂(た)れる」は誤り(「説教を垂れる」と混同されやすい)。

押(お)しも押(お)されもせぬ

「押しも押されぬ」は誤り。

恰好(かっこう)良い/格好良い

「かっこいい」は誤り。

乾布(かんぷ)摩擦(まさつ)

「寒風(かんぷう)摩擦」は誤り。

極(きわ)め付(つ)き

「極め付け」は誤り。

首を傾(かし)げる

「頭を傾(かし)げる」は誤り

喧喧囂囂(けんけんごうごう)

「喧喧諤諤(けんけんがくがく)」は誤り

黒白(こくびゃく)をつける

「白黒(しろくろ)をつける」は誤り。しかし現在は慣用表現。

固定(こてい)観念(かんねん)

「固定概念(がいねん)」は誤り。

こんがらかる

「こんがらがる」は誤り。

時期尚早(しょうそう)

「時期早早」「時期早尚(そうしょう)」は誤り。

時節柄(じせつがら)

「季節柄」は誤り。

舌先三寸(したさきさんずん)

「口先(くちさき)三寸」は誤り。

済(す)みません

「すいません」。本来は「すみません」。「すまない」。

ストリーキング

「ストリートキング」は誤り。streaking(「疾走する」の意)

 街頭など人中を全裸で駆け回ること。「street king」ではない。

対症(たいしょう)療法(りょうほう)

「対処(たいしょ)療法」は誤り。

著作権法(ちょさくけんほう)違反

「著作権違反」は誤り。

丁字路(ていじろ)

T(ティー)字路」。本来は「丁字路」。

独擅場(どくせんじょう)

「独壇場(どくだんじょう)」は誤り。

「独擅場(どくせんじょう)」の「擅(せん)」を「壇(だん)」と誤読して生じた語。

どんぐりころころ どんぶりこ

「どんぐりころころ どんぐりこ」は誤り。

童謡「どんぐりころころ」の歌詞。「どんぶりこ」は擬音表現。

二(に)の舞(まい)を演(えん)ずる

「二の舞を踏(ふ)む」(「二の足を踏む」と混同されやすい)。一般的に誤用。

プラグを抜く

「コンセントを抜く」は誤り。コンセントから抜く。

已(や)むを得ず/止(や)むを得ず

「やむおえず」は誤り。

「せざる負えない」といった表記もしばしば見かけるが、これは「せざるを得ない」の誤り。

雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ

「雪やこんこん あられやこんこん」は誤り。

渡る世間に鬼はない

「渡る世間は鬼ばかり」は誤り。

世の中は無慈悲な人間ばかりではないということ。「鬼ばかり」はテレビ番組のタイトルであり造語。

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以上、「言葉にご用心」サイトから私が興味を持った表現のみ、引用してきました。

「ストリーキング」より「ストリートキング」の方が御茶目な気がするのは私だけでしょうか?

「言葉」って面白いですね。

 

 

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箱根駅伝にみるドラマ

 

今年の箱根駅伝も面白いドラマがありましたね。

 

正直、関東に引っ越してくるまでは大して興味がなかったのですが、

近年は正月の風物詩として箱根駅伝を見るようになりました。

 

最初の頃は関東地区の大学しか出場していないので違和感を感じていましたが、

今ではそれも慣れ、家の近所の道が映ると、ついつい応援に出かけたくなります。

(ちなみに、一度も応援に行ったことはありません)

 

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この箱根駅、第1回大会は1920214日に行われた。

これは、1912年のストックホルムオリンピックに出場した日本人五輪選手第1号の金栗四三が、

「五輪で日本を強くするには、長距離、マラソン選手を育成すること」と発案したことがきっ

かけである。第二次世界大戦中に一時中断され、1947年に復活した。第32回(1956年)から、

現在の123日の開催となった。

ちなみに、全国完全生中継が始まったのは1987年以降であり、それ以降注目度が向上した。

コースは、東京都千代田区大手町・読売新聞旧東京本社前[1]から、鶴見、戸塚、平塚、小田原

の各中継所を経て箱根町・芦ノ湖までの往復で、往路108.0km、復路109.9km、計217.9km

12日に東京から箱根への往路を、13日に箱根から東京への復路を走る。

前回大会のシード校と予選を勝ち抜いた学校の計20校で、各チーム10名ずつが参加する。

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毎年見ていて思うのですが、駅伝は陸上では珍しくチームプレーが重視される種目だということです。

一般的に陸上競技は個人プレーが多いですが、駅伝には「チームのため」という精神が見受けられます。

一旦走り出してしまえば自分との闘いなのですが、ここ一番で最後の踏ん張りが効くのは、

このチームプレーの精神があるからだと思います。

 

とはいえ、個人プレーの見どころも多いのも事実です。

今年の見どころは、「山の神」こと東洋大「柏原竜二」

この選手の山登りは本当に凄いです。

 

しかし、東洋大が最終的に優勝できなかった最大の原因は、

この「山の神」が去年よりも45遅いタイムだったからであり、

往路で1分以上の差を早稲田につけられなかったからです。

(優勝校の早稲田と2位の東洋大の差は、わずか21

 

とはいえ、今年も区間賞だったので、ぶっちぎりの走りだったことは間違いないので、

誰も柏原選手を責めることはできないでしょう。

むしろ大会前の調子からいえば、称賛されるべきタイムだったといえます。

 

 

これに対して、早稲田はチームで立ち向かい、

10名のトータルタイムで柏原選手を打ち破ったといえます。

結果として早稲田の「学生駅伝三冠」でしたが、本当にチームワークの良さが目立ちました。

 

わたしの尊敬する人がよくいっていた言葉に、

「一人の十歩より十人の一歩」というものがありましたが、正にそんな感じでした。

 

 

話は変わりますが、国学院の1年生アンカーは命拾いしましたね。

ゴール直前に道を間違えて危うくシード落ちしそうになりましたが、

なんとか持ち直して10位入賞(汗)

 

あれでシード落ちしていたら、間違いなく先輩から「袋」でしたね。

一人のミスがチーム全体に影響を及ぼす。

これもチーム競技の怖さ・・・

新年早々、ヒヤヒヤする一場面でした。

 

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「出世の階段」

 

本日、出世の階段を登ってきました。

 

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愛宕山(標高26メートル)の山頂には愛宕神社があります。

実はこの愛宕山、東京23区内では最も高い山となります。

神社へ上る階段は86段。勾配は40度。

通称「出世の階段」と呼ばれています。

 

「出世の階段」と呼ばれるようになった所以は、以下のように言われています。

 

時は江戸時代、3代将軍家光が墓参りに出かけた帰りに愛宕山の前を通りかかりました。

山上に梅の花が見事に咲いているのを見つけ、家来達に命じました。

 

「誰か馬で階段を駆け上り、あの梅の枝を手折って参る者はおらぬか」

 

怪我を恐れて、誰もが伏し目がちになる雰囲気の中、

みごと家光の期待に応えたのが、曲垣平九郎(まがきへいくろう)です。

家光は痛く感動し、平九郎の名は一日にして全国に轟いたと伝えられています。

 

 

この愛宕神社は、江戸の防火のために徳川家康に祀られた神社であり、

「天下取りの神」「勝利の神」としても知られています。

各藩武士たちは地元へ祭神の分霊を持ち帰り、各地で愛宕神社を祀ったといわれています。

桜田門外の変で井伊直弼を襲った脱藩浪士も、ここで成功を祈願したといわれています。

 

 

本日わたしがこの愛宕神社にきたのは、この「勝利の神」にあやかるためです。

 

 

本来、マッチングを生業とするわたしたちが、勝ち負けにこだわることは良くありませんが、

「勝ちに執着する」=「医師の皆様の満足度が向上する」という図式が成り立つのであれば、

ここはあえて勝ちにこだわりたいと思います。

(どこの紹介会社よりも、先生の希望にマッチした求人を獲得するという意味です)

 

 

本日、諸々の事情から二度もこの階段を登りました。

ご利益が二倍あることを祈ります。

また、関係者の皆様にもご利益がございますようお祈り申し上げます。

 

 

P.S.愛宕神社の頂上に、田崎信也がプロデュースするお店があります。

  なかなか雰囲気の良い店なので、もし機会がございましたら、是非覗いてみてください。

  「創作和食 ”T“ 」