箱根駅伝にみるドラマ

 

今年の箱根駅伝も面白いドラマがありましたね。

 

正直、関東に引っ越してくるまでは大して興味がなかったのですが、

近年は正月の風物詩として箱根駅伝を見るようになりました。

 

最初の頃は関東地区の大学しか出場していないので違和感を感じていましたが、

今ではそれも慣れ、家の近所の道が映ると、ついつい応援に出かけたくなります。

(ちなみに、一度も応援に行ったことはありません)

 

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この箱根駅、第1回大会は1920214日に行われた。

これは、1912年のストックホルムオリンピックに出場した日本人五輪選手第1号の金栗四三が、

「五輪で日本を強くするには、長距離、マラソン選手を育成すること」と発案したことがきっ

かけである。第二次世界大戦中に一時中断され、1947年に復活した。第32回(1956年)から、

現在の123日の開催となった。

ちなみに、全国完全生中継が始まったのは1987年以降であり、それ以降注目度が向上した。

コースは、東京都千代田区大手町・読売新聞旧東京本社前[1]から、鶴見、戸塚、平塚、小田原

の各中継所を経て箱根町・芦ノ湖までの往復で、往路108.0km、復路109.9km、計217.9km

12日に東京から箱根への往路を、13日に箱根から東京への復路を走る。

前回大会のシード校と予選を勝ち抜いた学校の計20校で、各チーム10名ずつが参加する。

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毎年見ていて思うのですが、駅伝は陸上では珍しくチームプレーが重視される種目だということです。

一般的に陸上競技は個人プレーが多いですが、駅伝には「チームのため」という精神が見受けられます。

一旦走り出してしまえば自分との闘いなのですが、ここ一番で最後の踏ん張りが効くのは、

このチームプレーの精神があるからだと思います。

 

とはいえ、個人プレーの見どころも多いのも事実です。

今年の見どころは、「山の神」こと東洋大「柏原竜二」

この選手の山登りは本当に凄いです。

 

しかし、東洋大が最終的に優勝できなかった最大の原因は、

この「山の神」が去年よりも45遅いタイムだったからであり、

往路で1分以上の差を早稲田につけられなかったからです。

(優勝校の早稲田と2位の東洋大の差は、わずか21

 

とはいえ、今年も区間賞だったので、ぶっちぎりの走りだったことは間違いないので、

誰も柏原選手を責めることはできないでしょう。

むしろ大会前の調子からいえば、称賛されるべきタイムだったといえます。

 

 

これに対して、早稲田はチームで立ち向かい、

10名のトータルタイムで柏原選手を打ち破ったといえます。

結果として早稲田の「学生駅伝三冠」でしたが、本当にチームワークの良さが目立ちました。

 

わたしの尊敬する人がよくいっていた言葉に、

「一人の十歩より十人の一歩」というものがありましたが、正にそんな感じでした。

 

 

話は変わりますが、国学院の1年生アンカーは命拾いしましたね。

ゴール直前に道を間違えて危うくシード落ちしそうになりましたが、

なんとか持ち直して10位入賞(汗)

 

あれでシード落ちしていたら、間違いなく先輩から「袋」でしたね。

一人のミスがチーム全体に影響を及ぼす。

これもチーム競技の怖さ・・・

新年早々、ヒヤヒヤする一場面でした。

 

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