本日、出世の階段を登ってきました。
愛宕山(標高26メートル)の山頂には愛宕神社があります。
実はこの愛宕山、東京23区内では最も高い山となります。
神社へ上る階段は86段。勾配は40度。
通称「出世の階段」と呼ばれています。
「出世の階段」と呼ばれるようになった所以は、以下のように言われています。
時は江戸時代、3代将軍家光が墓参りに出かけた帰りに愛宕山の前を通りかかりました。
山上に梅の花が見事に咲いているのを見つけ、家来達に命じました。
「誰か馬で階段を駆け上り、あの梅の枝を手折って参る者はおらぬか」
怪我を恐れて、誰もが伏し目がちになる雰囲気の中、
みごと家光の期待に応えたのが、曲垣平九郎(まがきへいくろう)です。
家光は痛く感動し、平九郎の名は一日にして全国に轟いたと伝えられています。
この愛宕神社は、江戸の防火のために徳川家康に祀られた神社であり、
「天下取りの神」「勝利の神」としても知られています。
各藩武士たちは地元へ祭神の分霊を持ち帰り、各地で愛宕神社を祀ったといわれています。
桜田門外の変で井伊直弼を襲った脱藩浪士も、ここで成功を祈願したといわれています。
本日わたしがこの愛宕神社にきたのは、この「勝利の神」にあやかるためです。
本来、マッチングを生業とするわたしたちが、勝ち負けにこだわることは良くありませんが、
「勝ちに執着する」=「医師の皆様の満足度が向上する」という図式が成り立つのであれば、
ここはあえて勝ちにこだわりたいと思います。
(どこの紹介会社よりも、先生の希望にマッチした求人を獲得するという意味です)
本日、諸々の事情から二度もこの階段を登りました。
ご利益が二倍あることを祈ります。
また、関係者の皆様にもご利益がございますようお祈り申し上げます。
P.S.愛宕神社の頂上に、田崎信也がプロデュースするお店があります。
なかなか雰囲気の良い店なので、もし機会がございましたら、是非覗いてみてください。