随分前に、このブログでも取り上げましたが、プリウスのワゴンタイプ「プリウスα(アルファ)」が
ようやく発売されたようです。
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3月11日に発生した東日本大震災で、発売が延期されていたトヨタ自動車のワゴンタイプの
ハイブリッド車(HV)「プリウスα(アルファ)」が5月13日、ようやく発売された。
同社として、震災後初の新型車。今年1月、米デトロイトの自動車ショーなどでワゴンモデルとして
発表後、当初は日本国内で4月下旬に発売する予定だったので、震災の影響で約3週間遅れたことになる。
プリウスなどを造るトヨタの堤工場(愛知県豊田市)で生産され、月間販売目標台数は3000台だが、
既に約2万5000台を受注。HVに不可欠な動力用の電池生産などが追いつかず、
一部グレードは納車が来年4月にずれ込む可能性もあるという。
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「時事通信 5月17日」
わたし自身もこの車の発売を心待ちにしていたのですが、待ちきれずに他の車を買ってしまいました。。。
しかも、3月11日の震災の翌日に契約するという「離れ業」をやってのけました(汗)
震災が起こる前から、3月12日にディーラーを訪問する予約を入れてあったのですが、
震災の翌日ではあったものの、特にほかの予定も無かったため、
家族みんなでディーラーに出かけました。
最初は冷やかし半分で、試乗をさせてもらいに行ったのですが、
震災の次の日という事もあり、ディーラーにはわたし達以外のお客様はゼロ・・・
そんなわけで、営業マンや支店長はわたし達との商談に「全力投球」してきました。
嫁はそもそもあまり車には興味がないのですが、ディーラーに来る車の中で、
「100万値引きしてくれたら買ってもいいよ。ま、無理だと思うけど。」と言っていました。
さすがに、わたし自身もその金額は無理だろうと思っていましたが、
商談が長引くにつれ、帰りにくい雰囲気になってきたため、
今日は持ち帰るつもりで、ダメ元で恐る恐る100万値引きの話を出してみました。
するとどうでしょう。
支店長がまんざらでもない表情をするではありませんか!?
そして支店長はこう言いました。
「100万の値引きは厳しいですが、その結論を出す前に、お客様のこの車に対する気持ちを聞かせてください。」
わたしはそれに対して、自分の思うがまま、その車の良い点悪い点を話しました。
良い点は走りの具合やスタイリングや静粛性。悪い点はメーカーの人気の無さ。
要するに、車その物は良いと思っているが、メーカーのブランドイメージが悪いと伝えたのです。
すると、支店長はこう言いました。
「そこまでこの車の価値に気付いていただけている方であれば、出来る限りの値引きをさせていただきます。」
「単なる冷やかしのお客様には大幅値引きは提示できないのですが、今回は特別です。」と。
ただし、100万は無理だというのです。
そこでわたしは畳み掛けるように「100万値引きが無理であれば今日は引き揚げます」というと、
全部コミコミで90万弱の値引きであれば応じると言ってきたではありませんか。
わたしは元々その日に決めるつもりは無かったため、なんとか持ち帰りたかったのですが、
途中から嫁が「いい加減に決めたら?」と言い出す始末で、
結局、それ以外に少しだけオマケをしてもらって、当日契約をしてしまいました。。。
おそらく、そのディーラーでその日に契約をしたのは、わたしを含めて数件だったと思います。
通常、3月2週目はどこのディーラーも決算が近いため、まさに「書き入れ時」なのです。
それが今回の震災の影響で、全く車が売れないという「当てが外れた状態」であったと思われます。
わたしとしては、本当にあの時に決断して良かったのか悩みましたが、
今となっては、経済を活性化させるために大きな消費をしたと自分に言い聞かせています。
納車後1ヵ月経ちましたが、すっごく良い車だと実感しています。家族の評判も◎です。
ちなみに、わたしが何の車を購入したかは、まだ内緒です。
また次の機会にでも書かせていただきます(笑)