iPhoneユーザーに耳より情報

 

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いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は今更ながらなのですが、被災時に備えておくことべきことを再考してみました。

余震の影響により、日々不安を感じる毎日ですが、

買い占めをしない範囲で「最低限の備え」とは何なのでしょうか?

いろいろと調べてみましたが、ノーマルな範囲では以下の内容です。

まず、枕元に常に置いておいた方が良いものとして、

「靴(スリッパでも可)」:瓦礫の上を歩く際、裸足では危ないので・・・

「懐中電灯」:携帯の灯りでも代用可能ですが、灯りはあった方が良いでしょう。

「ホイッスル」:少し意外でしたが、閉じ込められたとき用です。

さらに、「非常時持出袋」なるものを常備しておくことをお勧めします。

重さの目安としては、男性は15kgぐらい女性は10kgぐらいなんていう記述もありましたが、

あまり重すぎない方が良いと思われます。

中に入れておくべき主なものは、以下のものが挙げられます。

・医薬品関連(キズ薬、ばんそうこう、解熱剤、かぜ薬、胃腸薬など)

・貴重品(預貯金通帳、カード、印鑑、各種保険証、重要な証書など)

・子供のいるご家庭はミルクやオシメなど

・女性は生理用品など

このほか、災害の時、頼りになるのがラジオです。

停電時でも電池式の携帯ラジオなら、いつでもどこでも情報を得ることができます。

避難する時にも手軽に持ち出すことができ、狭い避難所でも場所をとりません。

また、最低3日分の飲み水を用意しておく必要があります。

人が生きていくためには1人1日およそ3リットルの水が必要とされていますが、

これを「非常時持出袋」に全て入れておくことは厳しそうです・・・

そうなると、数リットルは持出用で、あとは貯蔵庫に入れておくしかないですね。

さらに、大災害の際は、一般の電話や携帯電話の回線が混雑して通話が制限されます。

今回の災害時も、しばらく電話がつながらない地域が沢山ありました。

こんなとき、公衆電話は災害の時には優先的につながるようになっています。

なので、非常持ち出し品の中に10円玉を沢山入れておくと良いでしょう。

さて、「通話」という点で、iPhoneユーザに耳より情報があります。

iPhoneユーザーには、「Skype」という超便利なアプリがあるのです。

Skype」とは、P2P技術を利用したコミュニケーション・ソフトウェアであり、

インターネット回線を利用することで、音声通話やTV電話が可能となります。

通話料は回線使用料(パケット代)ですが、iPhoneユーザはほとんどの人が定額課金制なので、

実質的には通話料が発生しません。

よって、被災時だけではなく、国際電話をかける際も役に立つのです。

そんな価値あるものが、「Skype」が爆発的に普及しなかった理由は2点あります。

お互いにログインしていないと繋がらなかったという点。

音声を聴く機器と自分の話すマイクが必要だったという点。

しかし、iPhone向けに開発されたアプリでは、これらのデメリットが解消されたようです。

よって、このアプリを事前にインストールしておけば、

インストールしている端末同士では、いつでも通話が可能とのことです。

(わたしは未だ試していません)

実はこの話、ソフトバンクの営業マンから聞いた話なのです。

これが普及してしまうと、ソフトバンク等の通信会社は通話料課金ができなくなりますが、

大丈夫なんでしょうか?  他人事ながら心配です(笑)

iPhoneユーザー比率が高い医師に、お勧めのアプリなので、

是非インストールしてお試しください。

(アプリの情報は「iPhone スカイプ アプリ」で検索すれば出てきます。)

 

最後に、インターネットさえも繋がらなくなるケースを想定して、

アナログ的に「家族の安否確認」の方法を決めておくことが重要だと思います。

例えば、連絡が取れないときに「集合する場所」を決めておくとか。

ハイテクな機器だけに頼りすぎると痛い目に合うので、

最終手段はアナログ的な方法が一番良いと思います。