最適な湿度とは

わたしは喉が弱く、冬場になると必ず気管支炎になります。

原因は空気の乾燥だと思うのですが、これまではなんの対策もしてきませんでした。

しかし、今年は違います。

なぜなら、「加湿器」を設置したからです。

しかも会社と家の両方で!!

調子に乗って、会社では加湿器をフル稼働し、湿度を60%以上にしていましたが、

窓や壁の水滴が凄く、エントランスの扉はいつもビッショリ濡れていました。

さすがにこれはマズイような気がしてきたので、「最適な湿度」を調べてみました。

「最適な湿度」とは、カビが発生させず、なおかつウイルスの働きも抑えられる湿度です。

いろいろ調べてみると、その答えは40%60%の範囲内」となっていました。

この数字は米国暖房冷凍空調学会が1985年に発表したものらしく、

40%以下ではウイルスが活動的になってしまい、60%以上ではダニやカビが活発になるとのこと。

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ちなみに、加湿器は「加湿方式」によって、大きく3つのタイプに分けられます。

■スチームファン式(加熱式)

■ヒーターレスファン式(気化式)

■ハイブリット式(加熱気化式)

それぞれ特徴があるため、用途に応じて使い分けた方が良いです。

■スチームファン式(加熱式)の特徴は加湿パワーが非常に高い点です。

ヒーターで水を沸騰させて蒸気に変えるため、やかんでお湯を沸かすのと同じ原理です。

しかし、消費電力が高いのと、吹き出し口が熱くなることがネックであり、

お子様のいる場所で使うことは止めた方がよいでしょう。

弊社ではこの「加熱式」の加湿器を使っています。

とにかく凄い加湿力です。

加湿力だけを求めるのであれば、この方式をお勧めします。

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■ヒーターレスファン式(気化式)の特徴は、消費電力が少ない点です。

水を含んだフィルターに風を送ることで水分をを気化させる方式です。

吹き出し口が熱くならないため、お子様のいる家庭でも安心して使えます。

しかし、加湿力が弱く、加湿フィルターの交換が面倒なので、

個人的にはあまり好きではありません。

■ハイブリット式(加熱気化式)の特徴は、上記の二つの良いところを兼ね揃えている点です。

湿度が低いときは加熱式で、湿度が安定してきたら気化式に切り替えるという優れものです。

こちらも吹き出し口はそれほど熱くならないため、お子様のいる家庭でも大丈夫です。

ちなみに我が家はこの方式の加湿器を使用していますが、この方式の欠点はもう一つあります。

送風音が結構うるさく、リビングに置いてあるとテレビの音が聞き辛いことです。

寝室に置いた際も気になる人はいると思います。音が気になりやすい人は要注意です。

 

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現在二つの加湿器に囲まれて過ごしていますが、はっきり言えることは一つ。

単純に加湿力を求めるのなら「加熱式」を選ぶべきだということ。

会社で使っている三菱製の加湿器は、本当によく効きます。

以上、本日は家電ブログでした。

最後に、デザイン性を求められる方には「±0」の加湿器がオシャレです。

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