サボリーマン

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最近、我ながらよく働いています。

昔は就業時間の半分ぐらいはサボっていたものですが、最近は至って真面目に働いております。

会社の代表なんだから働いて当たり前だろ!と思われる方も多いと思いますが、

私は「混ん詰めて」働くことは苦手です。

過去、我武者羅に働いた時期も数年はありましたが、

身体は壊すし、家庭も壊すし、良いことなんて何もありませんでした。

「人間は常に遊び(余裕)があった方がパフォーマンスを発揮する」というのが持論です。

ただ、この働き方が可能なのは、成果がはっきりしている職種だけだと思われます。

いわゆる営業系の職種です。時間管理されている職種でサボるのは論外です。

ルーチンワークの場合は、労働時間と成果が比例するため、サボりようがありません。

仕事でメリハリをつけることができる職種は、結果で周囲を黙らせることができる職種だけなのです。

今日の日経新聞のコラムに、

「サッカー日本代表の本田選手は歩いているから素晴らしい」という記事がありました。

内容は、小走りするよりも歩く方が疲れにくいので、イザという時に力を発揮できるというものでした。

通常、サッカー選手は試合中に歩きません。

その理由は、子供のころからコーチに、「お前ら歩くんじゃない!常にジョギングしておけ!」

叱られていたからです。 “歩く=サボる”という方程式だったのです。

そのため、サボっていないように見せるために、小走りをして頑張っている感をアピールしていました。

しかし、それらの行為は無駄です。

本当は、休めるときに休んでおいた方が良いのです。

仕事も同じです。

いざという時に力を発揮するためには、適当に手を抜くことが必要です。

(わたしがこんなことを言うと、社員がサボる危険性がありますが、あえて言わせていただきます。)

また、最近は豪快にサボる人を見なくなったのが残念です。

私が社会人になった当初は、先輩営業マンは平日にゴルフに行っていました・・・

しかし、それをやっていた営業マンは、必ず営業成績を残していました。

要するに、仕事も遊びも豪快にこなしていたのだと思います。

ちなみに、わたしも豪快にサボれない人です。

サッカーでも常に小走りして監督の目を気にしていたタイプなので(苦笑)

 

 

P.S.以下、「日本サボリーマン協会入会試験」の結果です。

  あなたは「マジリーマンです。つまらない人間です。」というコメントが・・・

「ちょっとは社会的に乱れた行為をしてみてください。」とアドバイスを受けました。

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