医師・アルバイトの現状

先日、医師コミュニティサイト「MedPeer」が
【就労施設外におけるアルバイトについて】というアンケート調査結果を公表していました。
調査時期(20111月)、有効回答数(2,589件)

 

その結果レポートによると、下記のグラフのような実態が明らかになりました。

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上記のグラフによると、アルバイトをしている医師は全体の半数存在しています。
逆にアルバイトをしていない医師も半数いる訳ですが、
アルバイトをしない理由の約半数は、「現所属先から禁止されているから」となっています。

 

現所属先がアルバイトを禁止する理由は、受持ち患者への急変対応ができないとか、
アルバイトするぐらいなら勉強しなさいとか、公務員だからとかいったものがあります。
それらの理由は様々ですが、違反した人に対しては、以下のような厳しい罰則もあるようです。

 

・原則アルバイトは禁止されており、個人の都合上行った場合、その分の給与がカットされる。
・実家が開業医の方が、休日に手伝った場合も処罰されていた。
・そもそも自分の職場が忙しすぎてアルバイトする暇がない。

 

 

次に、アルバイトをしている医師の内訳を見てみましょう。
以下のグラフによると、4割強が所属医局の斡旋となっていますが、
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割弱は所属医局斡旋以外の手法でアルバイトを探していることが分かります。

 

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未だに医局斡旋が4割以上あることに驚く半面、自分でアルバイトを探される医師が6割弱なので、
医局の力が落ちている証ともいえるでしょう。

 

医局を通してアルバイトを探される医師の中には、
医局から自分でアルバイトを探すことを禁止されている医師もいらっしゃいます。
また、トラブルがあった際に、責任問題等でややこしくなるのが嫌なので、
医局公認のアルバイトのみやっている医師もいらっしゃるようです。

 

こういうお話を聞くと、医局の力が落ちてきたとはいえ、まだまだ縛られている感が満載です。
また、本当はアルバイトをしたくないのに、医局斡旋のバイトが山ほどあり、
殆ど命令に近い形で無理やりアルバイトに派遣されているケースもあるようです。

 

しかし、最近よく耳にするケースとしては、医局の派遣先が減っているところが多く、
国立大の医局であっても医局が抱えている派遣先が少ないため、
若い医師は自分でバイト先を探さなければならないというのが実情のようです。
(条件の良いバイト先は一部の古株の医局員が私物化しているため。)

 

さらに、医局からはバイトできるコマ数の上限が決められていたり、
時給の下限が決められているケースもあるようです。(これはレアだと思いますが)
○○
大学の医局員は安売りをするな!ということでしょうか・・・・


その反面、医局から離れ、自分でアルバイトを探している医師は制約がないため、
自分に合う勤務先を自由に決めているようです。
特に業者を使うケースが多いようですが、以下のようなメリットを挙げています。

・医局派遣だと勤務先がいまいちでも途中で辞められないが、業者経由であれば辞めやすい。
・医局派遣だと紐付きのように思われ嫌だが、自分で探すと病院と対等に話ができる。
・いろいろな求人を紹介していただけるので、いろいろな方や病院に出会えて楽しい。
・医局の斡旋先は、条件の悪いところが多いので、自分で探した方が条件が良くなる。

 

いずれにしても、アルバイトを探す際に民間の人材紹介会社を活用することは、
一般化してきているようです。
また、今後さらに民間の人材紹介会社を活用する医師は増えていくでしょう。

 

手前味噌になりますが、業者を使うメリットはありますが、デメリットはほぼありません。
ただし、業者の良し悪しはしっかりと見極める必要があります。
見極め方はいろいろありますが、大きく分けると二つだと思っています。

 

一つは、新鮮で条件の良い求人を沢山もっている業者。
もう一つは、業者というよりも担当コンサルタントの人間性。

 

アルバイトを探している医師にとっては、前者が重要なことは間違いありません。
しかし、すぐに見つからない厳しい条件のアルバイトを探している場合は、後者も重要になってきます。
なぜなら、根気よく医師の条件に合う求人を探すのはコンサルタントだからです。

 

よって、業者への問合せの際は、メールの返信内容や、電話での話し方など、
信頼のおけるコンサルタントかどうか、確かめておくことをお勧めします。

 

また、複数の業者に声掛けすることは好ましくありません。
その理由は法人側に、複数の業者が同じ先生を推薦してしまうケースがあるからです。
そうなりますと、法人側から悪い印象を持たれてしまいます。

 

お付き合いする業者は、多くとも3社以内に絞る方が良いでしょう。
できれば、私達(JMC社)も、その3社の中に残していただけると有難いです(笑)
それでは、今後もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

飛び込み営業

 

 

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毎年4月になると、「飛び込み営業」が増えます。

コピー機、オフィスコーヒー、人材派遣、証券会社、お菓子箱、ミネラルウォーター等々

新人教育として新入社員にやらせているケースが多いと思うのですが、断るのが大変で困ります。

そもそも、「飛び込み営業」で成約に至るケースはあるのでしょうか?

結論から言うと、あります。

なぜなら、本日弊社でも成り行きで「コーヒーサーバー」を契約してしまったからです。

最初は全く興味が無かったのですが、試飲させていただき、

サーバーを事務所に置き去りにされると、

なんだか契約しないといけない気分になってきました。

もちろん、価格的に折り合いがつかなければ契約しないのですが、

ある程度値引きしてくれましたし、何よりもメンバーが喜びそうなので、

「福利厚生」として導入してしまいました。(うちのメンバーはコーヒー好きが多い)

そもそも今回は、メンバーの1人が試飲に興味を持ち、

何気なく事務所の中に営業マンを招き入れてしまったことが成約の発端なのですが、

営業マンの立場から見ると、元々ニーズがあったところに訪問したことが勝因だといえます。

要するに、「タイミングキャッチ」です。

全くニーズのないところに飛び込んでも、成約に至ることはまずありません。

また、ニーズの有無を事前に調査することは難しいため、結局は足で稼ぐしか無いのです。

これは、わたしたちの人材紹介業にもいえることで、

医療機関や企業から求人を開拓する際には、徹底的に電話をかけるしか無いのです。

そして、これが一番精神的にキツイ業務かもしれません。。。

元々担当窓口が分かっていれば、それほど精神的負荷はないのですが、

初めての連絡先や、担当者が苦手な人だったりすると、数件断られただけで気分が萎えてきます

しかし、欲しい求人を獲得するためには、大量に電話をかける必要があります。

成績をあげるコンサルタントは、断られても断られても次々にかけ直します。

慣れなのか、精神的に強いのか、とにかく電話の回数が多いのです。

他の会社にいたときも、テレアポが得意な人は大体決まっていました。

話し方も重要かもしれませんが、結局は回数なんだと思います。

アポイントを沢山取る人は、何度も同じところにかけ、担当者につながるまで中長期的に追いかけていました。

この「中長期的に」というところもポイントのようです。

明らかに居留守を使っていることもあるのですが、本当に手が空いていないこともあるからです。

また、手が空いて気持ちに余裕があるときは、比較的電話に出てくれるものです。

わたし自身、営業電話を受けることも多いですが、

普段だったら居留守を使う内容でも、たまたま手が空いているときに電話を取ってしまうと、

ちょっとぐらいであれば聞いてみようかな~とアポを承諾してしまうこともあります。

まさに、「タイミングキャッチ」なのです。

これがあるから、地道な営業活動が必要なのです。

しかし、自分が営業をやっていると、営業を受けた時に営業マンの立場が分かってしまうので困ります。

熱心な営業マンに対してはついつい応援したくなるので、最近は極力表には出ないようにしています。

会って直接話すと、どうしても断りにくいので・・・(特に女性に弱い)

そういえば、今日の営業マンも女性でした(笑)

この場合、「セールスレディ」というのが正しいですね。

やはり営業は女性の方が向いているのでしょうか?? 

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2011年 プロ野球開幕!!

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ようやく待ちに待ったプロ野球が開幕しました。

といっても、毎日中継を見る習慣もないので、生活スタイル自体は何も変わらないのですが、

贔屓にしているチームや選手が活躍するのをニュースや記事で見て、独りで楽しむのです。

4月いっぱいは節電地区にあたる関東では、デーゲームしか行われません。

早速そのルールに乗っ取り、「横浜」と「千葉」でデーゲームが行われました。

開幕戦が平日のデーゲームとは、非常に珍しい出来事であります。

横浜では「中日」×「横浜」が行われ、横浜が54で勝利したようです。

ドラキチのわたしとしては、非常に残念です。。。

本来ならば開幕戦はナゴヤドームだったはずなので、日程変更が不利に働きました(涙)

また、今年の開幕戦には、名古屋出身の女優「武井咲」が始球式をする予定でしたが、

度重なる日程変更により、出番は無くなりそうな気配です。 こちらも残念↓

さて、今年のプロ野球の見所ですが、

飛ばないボール「低反発球」に変更になることで、投手力が重要になるでしょう。

また、攻撃面は空中戦よりもつなぐ打線が得点につながりやすくなるでしょう。

また、今年に限り、節電対策として以下のような特別ルールが設けられた点も見逃せません。

(1)試合開始から3時間半を過ぎて新しい延長回に入らない

   (十二回を終わって同点の場合は引き分け)

(2)3時間半の中には、自然条件やトラブルなどで中断した時間も含む

(3)停電で試合が打ち切られた場合はコールドゲーム

セリーグは当初、9回で打ち切り案を出していましたが、最終的にはパリーグに合わせたようです。

いずれにしても短時間の試合になるため、残りの戦力を考えずに、

早め早めに良い投手を投入できるため、中継ぎや抑えの投手が豊富なチームが有利です。

あと、応援自粛のため、「鳴り物禁止令」「飲酒禁止令」が出ているという噂もあります。

そうなりますと、タイガースファンが大人しくなるので、

賑やかな応援に慣れているタイガースにとっては不利に働くかもしれません。

いずれにしても、今年のプロ野球は例年と違ったルールが目白押しです。

それらのルール改正に上手く対応できたチームが優勝に近づくと思われます。

シリーズ終盤にどうなるのか、今から楽しみです。

しかし、「武井咲」のマスコットガール姿、見たかったな~・・・

 

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「電カル」が普及しない訳

以下のグラフは「勤務先を選ぶときにどの程度電子カルテを条件にしていますか?」

という調査結果です。                (20109月メドピアより)

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結果をみると、「電子カルテはあれば良いが、なくても良い」という回答が圧倒的に多く、

「電子カルテは必須条件である」は少数派(7%)という結果となりました。

また、「電子カルテのない病院を選ぶ」という「反・電子カルテ派」は9%にも及びました。

この「反・電子カルテ派」の言い分は、「慣れるまでに時間がかかる」、「入力に時間がかかり、

患者さんと向き合う時間が少なくなる」というネガティブなものです。

その最大の原因は、各病院でシステムが統一化されていないことであり、

病院ごとに使い方が異なる点や、イラストが描きにくいといったデメリットが挙げられます。

電子カルテはあくまでも医療行為の道具であり、

電子カルテの導入そのものが目的化されることは本末転倒だといえます。

しかし、なぜここまで遅々として導入が進まないのでしょう?

そもそも、当初立てられた政府計画によると、

医療の質の向上と医療機関の経営効率化を実現するために、電子カルテの普及促進として、

2006年度までに400床以上の病院及び全診療所のうち6割以上」の成果目標を掲げていました。

しかし、2006年度の400床以上の医療機関における電子カルテの導入実績は24%にとどまっており、

20床以上の病院の導入はわずか7.0%にすぎず、計画から大幅に遅滞しているのです。

一方、電カル機能の一部「オーダリング・システム」の普及率は、400床以上で73%(05年度)、

医事会計システムは、20床以上の病院で95%以上、クリニックでも75%以上に達しています。

レセプトオンライン請求が、11年度からクリニックを含めたすべての医療機関に義務づけられることが

背景にあったため、普及に拍車がかかったのでしょう。

このように、お金に関わることと、国から義務づけられた場合は、否応なく普及率が高まりますが、

「医療の質の向上」や「業務フロー改善による経営効率化」といった、目に見えない成果を追求した

システム化には、大きなコストはかけられないというのが現状ではないでしょうか。

このような現象は、何も医療機関に限ったことではありません。

実は一般企業においても、過去に同様の事が起こっています。

「システム化」による業務効率化というのは、事務方が真っ先に思い浮かべることです。

かつて一般企業においても、製造・仕入れ・営業・売上管理といったサプライチェーンを全て、

システムによる管理を徹底させようという試みがありました。

しかし、お客様と接する営業活動においては、システム管理が非常に難しいのです。

その主な理由は、営業マン毎に働き方が異なることと、営業マンが入力作業を嫌がることです。

営業マンと医師は全く異なる職業ですが、お客様(患者様)との接点という意味では近い部分もあります。

この顧客接点という立場の人たちは、顧客とのコミュニケーションを重要視します。

また、地域特性もあるため、仕事のやり方を統一化し、ルーチン化することを嫌がります。

システム化とは日頃の業務をシステムに肩代わりさせることなので、

できるだけその業務に携わる人たちの働き方に合わせて設計する必要があります。

ところが、システム屋はシステムに業務内容を合わせるよう言ってきます。

中小規模病院向けに、パッケージ化された激安システムも販売されているようですが、

個々の病院間には、地域特性や慣習的な違いがあり、完全なカスタマイズ化は難しいのです。

さらに、電子カルテの初期導入費には、1床あたり最低でも100万円が必要だとされています。

500床以上の大病院では1520億円、クリニックにおいても1億数千万円もかかるのですが、

負担は全て医療機関に降りかかってきます。

電子カルテ導入により「売上」が増加するのであれば話は別ですが、逆のケースも想定されます。

例えば、紙カルテから電子カルテへの切換時に診療が混乱することも考えられますし、

電子カルテ化により、医師が入力作業に手間取って、診療できる患者の数が減る可能性もあるのです。

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次に、いざ導入することが決まった際に、気を付けて欲しいことがあります。

それはシステム開発業者との付き合い方です。

一般的に医療機関にはシステム専門家はいません。

そのため、システム開発業者の営業を信じて、ぼられるケースが後を絶ちません。

そして、導入後にシステムトラブルが頻発し、業務に多大な損害を与えるケースもあるのです。

また、IT業界は建設業と似た構造があるため、発注者と業者との癒着や贈収賄の噂が絶えません。

発注側にあたる医局や医療事務責任者が、システム開発業者から接待漬けにされ、

粗悪なシステムを導入し私腹を肥やすことも多々見受けられます。

こうなってしまうと不幸なのは現場で、実際にそのシステムを使用する人間や患者様は被害者です。

このようなことにさせないためにも、システムに明るい事務方を雇用することは必要ですし、

システム開発はスモールスタートを前提に開発すべきです。

ちなみに、最近見た事例では、アイフォンのアプリを開発することで、

電子カルテに近い仕組みを構築している医療機関もありました。

また、入力の手間を減らすために、音声を録音することでログを残すケースもありました。

(タイピングの手間はかかりますが、医師の負担は軽減されます)

これからの時代は個々にシステムを開発することはコストに見合いません。

あらゆる知恵を駆使して、安く使い勝手の良いシステムを構築することが緊急課題といえるでしょう。

くれぐれも、電子カルテ導入ありきで物事を進めないように。。。

 

 

 

統一地方選

今週末の日曜日に「統一地方選」なるものがあります。

「統一地方選」とは何ぞや?と思われる方も多いと思いますので、簡単にご説明いたします。

「統一地方選挙」とは地方公共団体における選挙日程を全国的に統一して実施される選挙です。

該当年の31日から531日までに任期満了となる都道府県や市区町村の首長、

および地方議会議員について、4年に1実施される選挙なのです。

都道府県知事や政令指定都市の市長と市議会議員の選挙は4月の第2日曜日に実施され、

政令指定都市以外の市町村の首長と議会議員の選挙は4月の第4日曜日に実施されます。

みんなが仲良く一緒に実施する理由は、「国民の選挙への関心を高めるため」と、

「日程の重複を避けるため」であります。

しかも、同時に行うことで、選挙コストも削減できます。

しかし、最近においては首長の任期途中での辞職や議会の解散などにより任期のズレが発生し、

統一地方選といいながらも、統一できないケースが増えてきております。

よって、統一的に実施される数は下落傾向にあり、統一率の向上が課題といわれています。

 

ちなみに、以下の表は「統一地方選における統一率」のデータです。 

「都道府県」「政令指定都市」の議会選挙の統一率はそこそこ高いですが、

それ以外は統一とはいえない数値が並んでいます・・・

 

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また、以下の表は、「関東地区における地方統一選挙」の一覧です。

 

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わたしが住んでいる地区は神奈川県横浜市なのですが、今回の選挙で投票するのは、

「神奈川県知事」「神奈川県議会議員」「横浜市議会議員」ということになります。

「横浜市長」以外の全てですね。今回調べて初めて知りました(苦笑)

 

 

正直、次の選挙で何に投票するのか分からない方も大勢いると思われます。

今回は特に震災の影響で街宣車も出回っていないですし、

ポスターは貼られていますが、誰が誰だか全く分かりません。。。

 

 

そうなってくると、普段から顔を見知った人に投票するのが人間の心理ではないでしょうか?

 

 

わたしには意中の横浜市議会議員がいます。

その方は選挙シーズンでないときでも、毎月1回自らの議員活動を載せたチラシを配っていた方です。

他の議員が選挙前だけしか来ないのに、雨の日も風の日もチラシを配り続けており、

その姿勢に感動しました。

 

もちろん議員活動もしっかりされている方ですが、こういった「草の根活動」は心に響きます。

わたしと妻の二人分だけですが、このような議員に票を捧げたいと思います。

 

 

ちなみに、「知事」「県議会議員」は候補者に誰がいるのかも全くわかりません。

こうなると、選挙ポスターのインパクト勝負でしょうか!?

 

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  ※横須賀市の候補者