何かと話題になる蓮舫(れんほう)氏(43歳)ですが、
今度は節電啓発担当相としてセ・リーグの決めた試合日程に強烈なダメ出しをしました。
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会談の冒頭、「(セ・リーグの)新さんはどの方ですか?」と名指しして詰め寄った。
その上で「開幕を4日間延長することについて、どういう議論があって、どういう根拠
に基づいて決めたのか」と、たたみかけたという。
計画停電は依然、実施中。さらには大規模停電の恐れもあり、電力の供給はひっ迫している。
蓮舫氏が「国民にご不便をおかけしており、野球は考えてほしい。
あくまで29日開幕にこだわるならば、4日間ずらした科学的根拠を示してほしい」と迫った。
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パリーグは4月12日開幕、4月中の東日本地区のナイターは自粛すると打ち出していますが、
これに対して、セリーグは3月29日開幕、4月中も減灯したうえでナイターをやるという方針。
この”必殺仕分け人”の容赦ない指摘がセ・リーグに向けられた理由はそのためです。
たしかに、電気の供給量が見込めない今、セリーグだけナイターをやるというのも変な話です。
しかし、これに対して国が口を出すというのは、単なるパフォーマンスのような気もします。
この日、蓮舫氏がセリーグに問い質した内容は以下の通りです。
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(1)セ・パの開幕日が異なる点。
(2)選手会の思いが受け止められていない点。
(3)東京電力管内でのナイター開催について再検討を促す点。
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(3)について国が口を出すことは理解できますが、(1)と(2)は大きなお世話だと思います。
(1)は元々開幕日が異なっていましたし、(2)については労使間で話し合うべきものではないしょうか?
蓮舫氏のダメ出しにより、26日には12球団によるオーナー会議が再度開催されます。
結論はどうなるか分かりませんが、イチ野球ファンとしては、
消費電力を抑える工夫をしつつ、日本のプロ野球を早いとこ開幕していただきたいものです。
(実際にプレーする「選手会」の意思も重要ですが・・・)
スポーツで日本を元気にする!
(高校野球のテーマにもなっています)
今の停滞したムードにおいては、必要なことだと思います。
■蓮舫(れんほう)
本名・村田蓮舫(むらたれんほう)
政界のファッションリーダーといわれている。
雑誌「VOGUE NIPPON」に、国会内でポーズをとっている写真を掲載され、国会から注意を受ける。
「仕分け人」として次世代スーパーコンピュータ開発の予算削減を決定する際に発した言葉、
「世界一になる理由は何があるんでしょうか?2位じゃダメなんでしょうか?」が話題になる。
その際、白のスーツに襟を立てたファッションであったため、蓮舫氏のイメージとして定着。
もちろん、現在着ている「青い防災服」も襟を立てた蓮舫スタイルである。