何気によくつかわれるこの言葉、
昭和初期に広島で活動した「住岡夜晃」なる宗教家が詠んだ詩から引用されています。
青年よ強くなれ
牛のごとく、象のごとく、強くなれ
真に強いとは、一道を生きぬくことである
性格の弱さ悲しむなかれ
性格の強さ必ずしも誇るに足らず
「念願は人格を決定す 継続は力なり」
真の強さは正しい念願を貫くにある
怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである
悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である
青年よ強くなれ 大きくなれ
住岡夜晃著『讃嘆の詩(樹心社)』より
一般的な意味としては、
「継続することで力が付くから、何事もコツコツやりましょう」というものだと思います。
似たような言葉として挙げられるのが、
千里の道も一歩から
雨垂れ石を穿つ
早起きは三文の徳
一念天に通ず
みたいな感じでしょうか?
わたし自身、まあまあ得意な分野なのですが、時々どうでもよくなるときがあります。
今継続していることは、「毎朝の筋トレ」「毎朝の体重測定」「毎朝の日経新聞読破」
そして、最近始めたのがこの「ブログ」です。
いずれも平日のみの自らに課したノルマなのですが、誰から褒められるわけでもないので、
時々甘えが出て、サボってしまう時があります。
そんなとき思うのが、「自分は堪え性のない人間だな」ということ。。。
一流になる人間とそうでない人間との違いは、最後の10%の詰めの違いだと何かの本にありました。
野球においても、10回中3回成功する人は3割バッターとして称賛を浴び、
10回中2回しか成功しない人は解雇されてしまいます。
たった1回の差が勝負の分かれ目なのです。
「継続は力なり」
継続すれば力が付きます。しかし、継続するには力が必要です。
ニワトリが先か卵が先かの話になりますが、
いずれにしても「継続」と「力」はどちらも必要ということです。
わたしも、小さなことからコツコツと積み上げていこうと思います。