今回のテーマは医療とは関係ない「中国の富裕層」についてです。
なぜ、このテーマにしたかというと、今朝見たニュースで最も興味深いものだったからです。
以下の記事は中国の富裕層の実態となります。
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年に3回の海外旅行、車は3台――。
中国の民間調査会社「胡潤百富」の調査で、そんな中国人富裕層の暮らしが浮かび上がった。
調査によると、個人資産が1千万元(約1億2600万円)を超す「千万富豪」は、
不動産業や製造業に関わり、不動産や株式への投資で財をなした人が多かった。
今後2年の中国経済について聞くと、54%の富豪が「非常に自信がある」と強気の答えだったという。
千万富豪の平均年齢は39歳で、年間平均190万元(約2400万円)の消費をすることがわかった。
暮らしぶりは、車を平均3.3台持ち、休暇は年15日で、旅行やゴルフ、読書で過ごす。
海外旅行に年平均2.9回行き、ワインやウイスキーが好きで、6割がたばこは吸わないという。
好きな海外旅行先は、1位がフランス、2位が米国、3位がオーストラリアで、日本は4位。
最もお気に入りのブランドは、腕時計が「パテックフィリップ」、宝飾品は「カルティエ」だという。
調査は2010年4~11月に、個人資産1千万元以上の富裕層401人に面談で行った。
うち45人は資産1億元を超え、その45人の平均年齢は43歳だったという。
中国の都市部の労働者の平均年収は3万元前後なので、こうした富裕層は並外れた存在と言える。
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Byアサヒ.コム(若松潤)
驚きは、富裕層の年齢が若い点です。
一般的に富裕層を表す定義は(1)、超富裕層を表す定義は(2)といわれています。
(1)世帯年収が3000万円以上or保有する金融資産(不動産を除く)が1億円以上
(2)保有する金融資産(不動産を除く)が30億円以上
中国においてはこれらの富裕層の平均年齢が異常に若いのです。
1千万元の個人資産を持っている人「富裕層」の平均年齢が39歳、
「超富裕層」の年齢が43歳なので、アラフォー世代がこの世の春を謳歌しているといった状況です。
富裕層の若年化傾向は、アジア太平洋地域の新興市場全体でいえることなのですが、
インドは38歳、インドネシアは39歳であり、
香港の48歳、シンガポールの44歳、台湾の43歳より若くなっています。
それに対して日本はどうかというと、一説によると、
「富裕層」の平均年齢は60代、「超富裕層」になると70代ともいわれています。
日本の高齢者はあまりお金を使うことに慣れていないので、
日本政府はこのお金を若い世代に早く引き継がせようと、やっきになって法律改正をしています。
たしかに、若い世代にお金を託した方がよく使います。(無駄遣いが多いですが)
今の70代は、旅行も国内がメインですし、高級車や高級酒にもあまり興味がなく、
中国の富裕層とは正反対の消費動向だといえます。
しかし、この中国のバブルはいつまで続くのでしょうか?
近いうちに必ず弾けると思いますが、いざ弾けてしまったら、
日本としても決して無関係ではいられません。
なんとか中国のバブルを利用しつつ日本経済を立て直し、
うまい具合に弾けていただけると嬉しいのですが、そう上手くはいかないのでしょうね・・・
となると、中国のバブルに乗っかって日本人ももっと消費した方が良いのでは?とも思います。
国内景気を上向けるために、富裕層にじゃんじゃん消費してもらいましょう。
高給取りの先生たちも、日本のためにもっと消費をしてください。
わたしたちは、先生たちのお給料を上げる手助けをして、
間接的に日本の景気に刺激を与えます(笑)