最近、「グリーン車」にハマっています。
何を贅沢な!と思うかもしれませんが、最近のささやかな楽しみなのです。
新幹線に限らず、在来線のグリーン車もなかなか快適です。
頑張った時の、「自分へのご褒美」と言いましょうか、
疲れているときに広い席でリクライニングして眠るのは至福の時間です。
それにも増して気分が良いのは、
みんなが先を競って座席の奪い合いをしているのを横目に、
悠々と車内に乗り込む「優越感」です。
自分は庶民とは違う“天下人”みたいな。。。
冗談です(笑)
グリーン車に乗るぐらいで”天下人”と感じる感覚が”庶民”そのものです。
しかし、自分の価値観は少しずつ変わりつつあります。
それは、ちょっとした贅沢にお金を払っても良いかな?と思い始めたことです。
以前の私は「超」がつく貧乏性で、サービスや空間にお金をかけるという感覚はありませんでした。
食事にしても、お腹が満たされればそれで良いという感覚でした。
それが、たまには美味しいものにお金をかけても良いかも?と思うようになりました。
(これは嫁の影響が強いのですが・・・)
特に、空間(雰囲気)にお金をかけるという感覚を知ったことで、
少し大人になった気がします(笑)
一流ホテルに泊まるということも、同じ感覚なのでしょう。
私はそのような経験はほぼありませんが、一流のホテルには一流のサービスがあり、
そんなサービス受けることで、新たな気付きがあるのかもしれません。
自分はまだその域には達していませんが、年齢を重ねるにつれて、
そういう経験も必要になるのでしょう。。。
一流のサービスといって思い浮かぶのは「高級ホテル」や「高級レストラン」ではないでしょうか?
正直、今までは全く興味がありませんでした。
今でも、興味が有るか無いかでいうと、無い方です。
しかし、自分がサービス業を営む人間として、一回ぐらいは経験しておいた方が良いのかもしれません。
最近、営業時代の上司が言っていたことを思い出します。
「何事も一度は経験し、人間の幅を広げておかないと、あらゆる場面で適応できなくなる。」
正に仰る通りだと思います。
人間、一度経験していることとしていないことでは雲泥の差があります。
あらゆるタイプの方に合わせるためには、あらゆることを経験すべきなのです。
どうしても経験が難しいものは、読書から学ぶという手段もありますが、
読みかじったものと自分が経験したものでは、月とすっぽんです。
そんな訳で、たまには贅沢なことをしてみるってことも重要なんだと思います。
でも、元来貧乏性な自分には、自由席に並ぶ方が合っている気がします(苦笑)