名古屋では言わずと知れた「コメダ珈琲店」ですが、
関東や関西ではご存じない方も多いのではないでしょうか?
コメダは1968年に1軒の喫茶店から開始し、1970年にフランチャイズ1号店を開店しました。
国内におけるカフェの歴史としては、今流行のスタバやタリーズやドトールなんかよりも古いのです。
当初は名古屋を中心とした中部地区でのみ展開されていたため、全国的な知名度は高くありせん。
しかし現在では、神奈川や大阪にも出店しており、徐々に勢力を拡大しているところです。
(現時点で全国約370店舗あります)
名古屋においては断トツの人気を誇るコメダ珈琲なのですが、
その人気の秘密がなんなのか?
どうでもいいことなのですが、名古屋出身のわたくしが説明いたします。
(本日はユルイです)
まず、駐車場が広い!!
名古屋は車文化なので、駐車場がない店舗にはお客様が入りません。
ちなみに、関東地区の荏田や町田に出店されたお店も、駐車場は異常に広いです。
次に、居心地がよく長居できる!
建物はログハウス風で天井が高いお店が多く、
ソファーはエンジ色のビロードで、昭和の香りがします。
要するに、気取っていないところが落ち着くのです。
三つ目は、メニューが豊富!
コメダはもちろんコーヒーがメインなのですが、その他にも様々なメニューがあります。
飲み物は、コーヒーシェイクやミックスジュースなど、子供や女性にウケるものもあり、
器が変わっていることが特徴です。
また、シロノワールというメニューは、パンケーキの上にソフトクリームが乗っているという、
名古屋ならではのMix商品です。
しかも、パンケーキが温かいので、油断をしているとソフトクリームがすぐに溶けます。
とまあ、特徴を挙げたらキリがないのですが、実はこの会社に目を付けた投資会社がありました。
あの有名な投資会社、「アドバンテッジ パートナーズ」です。
オーナー側の事業拡大意向により、2008年4月にアドバンテッジ パートナーズへ事業継承されたのです。
また、同時に「ポッカコーポレーション」も12%出資しました。
※厳密にはコメダグループの株式を譲り受けた株式会社AP11に出資した。
ポッカコーポレーションはこの出資により、「国内のカフェ事業を強化」する方針らしい。
コメダはあくまでも喫茶店だと思うのですが、お洒落なカフェ事業とのシナジー効果はあるのでしょうか?
わたしとしては、いままで通りホッとする「喫茶店」であって欲しいと願っています。