先日、リサイクルトナーを購入して大失敗しました。
元々、本体を安売りし、ランニングコストで儲けるビジネスモデルが好きではないので、
あえてその隙間を掻い潜ろうとしたのですが、なかなか逃れるのは難しいという結果でした。
このようなビジネスモデルはよく見受けられます。
携帯電話が最たるものですし、かのディアゴスティーニもシリーズものの初回のみ格安で販売し、
後から正規料金で購入させるというやり方をよく目にします。
経営側からみると、このやり方は顧客の囲い込みをするためには常套手段であり、
これにつられてしまう消費者が賢くないのですが、やりすぎは良くないと思うのです。
以前、大手システム開発会社(かつて不倫騒動を起こしたゴルファーを広告塔に使用)
とお付き合いした際、開発後の保守運用費用が馬鹿みたいに高かったことを思い出します。
(WEB上の文字を少し修正するだけでも10万円と言われたこともありました)
なので、このようなビジネスモデルを真っ向から崩しにかかる企業は応援したくなるのですが、
モデルの提供側もなかなか手強いもので、知的財産権を元に提訴するケースもあります。
実際リサイクルトナーに関しては、以前からいろいろなメーカーが裁判を起こしており、
プリンタメーカー側が勝訴こともあれば、逆にリサイクルメーカー側が勝訴することもありました。
しかし、続々と湧いて出てくるリサイクルメーカーをいちいち提訴するのは、
プリンタメーカー側も骨が折れるので、最近ではあまり裁判沙汰になることは少ないようです。
今回のリサイクルメーカーは中国系だったようで、カスタマーセンターの方や、
様子を確かめに来たエンジニアの方は中国系でした。
このようなパクリビジネスは、以前は日本の専売特許でしたが、今では中国のお家芸ですものね。
ということは、リサイクルトナーを購入するということは、結果として日本メーカーを苦境に立たせることになる!?
そういうことであれば、話は別です。
これからは、日本メーカーの特許を守るべく、純正品を購入することを心に誓います。
Canonさん。
今までゴメンナサイ。
これからは応援しますね。