少し前に本ブログにて「女性の男性化」「女性の肉食化」について触れました。
それと対照的に、「男性の女性化」「男性の草食化」が目に余ります。
うちの嫁いわく、こちらの方が問題なんじゃない?とのこと。
なぜどちらも中性的な方向へ向かうのでしょうか?
先日テレビで「東大スイーツ同好会」なるものが特集されていました。
その中で、中世的な男性が同好会について説明していました。
スイーツ好きな人であれば誰でも加入できるので、男女比率は2:8ぐらいとのこと。
(女性比率がかなり高い!!)
一瞬、「スイーツ好き」というキャッチフレーズで女性を釣っているのか?と思いましたが、
純粋にスイーツが好きなようで、正直あまり女性に興味を持って無さそうな男性陣でした。
僕らの学生時代はバブル真っ只中でしたが、男性はみなギラギラしていました。
どうやったら女性にモテるのか、そんなことばかり考えている男性が沢山いました。
だから、女性に好かれるために、スポーツをやり、流行のカラオケをマスターし
カッコよく着飾り、高級車を乗り回し、高給な食事を驕り、とにかく女性が中心の生活でした。
そんな時代はあえなく終焉を迎えるのですが、男性が男性らしくしていたという意味では、
ごくごく普通の時代だったと思います。(僕にとって普通の意味です)
ところが、最近は流れが違います。
男性が弱くなったのか、女性が強くなったのか、定かではありませんが、
明らかにパワーバランスが変化してきています。
以下に、妻や夫が相手に対して”トキメク瞬間”というアンケート結果があります。
これを見ると、あることに気付きます。
夫は妻に対して女性を意識しているのに対して、妻は夫に対して男性らしさを求めていません。
(というか、そもそも妻は夫に興味がありません)
●妻にときめく瞬間
1位:オシャレな服を着ている時
2位:おいしいご飯を作ってくれる時
3位:看病してくれる時
●夫にときめく瞬間
1位:ときめかない
2位:子供を可愛がっている時
3位:高い所の物をとってくれた時
上記のアンケート結果は結婚後のことなので、結婚前はどうなのか分かりませんが、
おそらく、大きく変わったのは女性側なのではないか?と推察します。
もっというと、女性の変化が男性に変化をもたらしたのではないかというのが私の持論です。
今やプロポーズも男性がするものではなくなっています。
女性が男性に言わせようと仕向けるか、そもそも女性から結婚を申し込むのです。
強い弱いは相対的なものなので、男性<女性となった原因は分かりかねますが、
男性が弱くなったというよりも、女性が強くなったというのが的を射ている気がします。
話が少し飛びますが、昨日のドラマで、「古民家のような男性が良い」というセリフがありました。
“古民家”とは「使い古されているが、シックリくる。安心する。ホッとする。
なんだか昭和の身体に馴染む」という例え話です。
もはや男性に求められるのは、男性らしさではなく、“癒し”なのです・・・
これが男性の草食化の真相です(笑)