トランプ相場

アメリカの新大統領にトランプ氏が当選してから、ニューヨークの株式市場も東京の株式市場も非常に活況になっています。 ニューヨークダウは一時2万ドルを突破する勢いで、現在でも高水準を保っています。 日経平均も伸びており、19,000円台の後半をつける勢いです。

トランプ氏が大統領に当選したら政治は不安定になり経済も良くなくなる、と言われていました。 しかし実際は予想とは真逆の動きになり、円高になると言われていた為替も当選直後は円安に動きました。 ジョージソロスなどの著名な投資家も読み違えから多額の損を出したと言われていて、 海千山千の猛者でも読み違えるような市場の動きだったと言えます。 新大統領誕生前後のこの相場を「トランプ相場」などと言ったりしますが、 トランプ新大統領の過激な発言や政策により敏感に反応するマーケットを見ていると まさにその名称が相応しい現状だと思います。

アメリカでは、トランプ大統領のツイートを分析して それを元に素早く株を売買して利益を得る手法があるようです。 大統領のツイートには複数の人格があるようで、投稿するデバイスが何かによって 大まかにその内容が判別できるようです。 アメリカではその作業をA.I.に任せて利益を上げている企業があり、かなりの利益を出しているようです。 正にトランプ相場の申し子のような企業ですね。

大統領に就任して約2週間、まだまだ過激な言動は鳴りをひそめません。 マーケットの動向を大きく左右するような発言がいつ飛び出すか、 しばらくトランプ大統領からは目が離せませんね。

 

イチローの偉業と転職

イチローがメジャーリーグで3000本安打を達成しました。
長いメジャーリーグの歴史でも30人しか達成していない偉業で、デビューから16年で達成というのは最速の記録のようです。
まさに日本が誇る野球界の宝と言っていいのではないでしょうか。

 

イチローというとシアトルマリナーズというイメージが強いですが、最近では今のチームの方が楽しいというような発言も見受けられます。
マリナーズ時代は1,000万ドルを超える年俸でしたが、今のマーリンズでは200万ドル程度です。
200万ドルといっても普通の感覚では、考えられないような高額の給与ですが、メジャーリーグ目線で見るとプレッシャーのない金額なのかもしれないですね。
メジャーリーグでの給与事情というと、スタープレイヤーには腕利きのエージェントがついて考えられないような高給を勝ち取る、というイメージがあります。
エージェントは手数料として年俸の5%程度を選手から受け取るようですが、腕利きのスーパーエージェントとなると年俸20億円~30億円にもなりますので、手数料の額としてもかなりの高額になりますね。
JMCが携わっている医師の転職業界でも、医師を担当する者のことをエージェントと言ったりします。
金額の規模感が全然違うのでイメージが重なり辛いですが、業務の内容としては被る部分が多いと思います。
我々のサービスは利用者の医師側(求職者側)から手数料等を頂戴することは一切ありませんが、医師側に立って少しでも有利な条件で働いていただきたいと思いつつ交渉にあたります。
給与や住環境、職場環境など交渉事項・調査事項は多岐にわたります。
特にJMCではアナログな仕事の進め方をモットーにしておりますので、個々の求職者に合わせた提案というのを突き詰めて考えていきます。
仕事を仲介するだけならわざわざ個人情報をさらしてまでエージェントに依頼する必要はないわけで、ここに頼めば何とかなる・条件がよくなる・失敗しないなどの付加価値がなくてはなりません。
イチローに話が戻りますが、マリナーズにずっと在籍して引退を迎えた方がキャリアとしてはすっきりします。
生え抜きという称号がもらえますし、所属チームが1チームだけというのは視覚的にも非常に美しく、引退時には何のわだかまりもなくシアトルの英雄として扱えます。
少し前にニューヨークヤンキースのジーターが引退をしましたが、押しも押されぬスーパースターだったわけですが、イメージとしてはあんな感じになっていたのではないかと思います。
しかしイチローは、モチベーションだったりチーム事情だったりを考慮して移籍を決断したわけですが、偉業を達成して今楽しそうにベースボールをしていてイチローを見るとその決断は正しかったのではないかと感じます。
チームの顔であったイチローが移籍を決断するというのは大変な勇気が必要だっと想像しますが、その対価を今充分に享受できているのではないでしょうか。
医師もそうですが、手に職を持っている人でその労働市場の流動性が高い業界の人は、もっと活発に職場環境の変化を求めて良いと思います。
年齢やスキル、将来的なキャリアの展望で今置くべき職場環境が変わっていくことは当然です。
転職は確かにリスクを伴いますが、良い転職にはとても大きなリターンがあります。
実際に転職をしなくても、自分の今の市場価値を調べるだけでも楽しいものですし、我々のような転職支援の会社を利用すればリスクも減らせます。
JMCでは医師のみを対象として転職のお手伝いをしていますので、医師以外のご相談は受けられませんが、
医師の方はどうぞお気軽に、どんなことでも構いませんのでお問い合わせください。

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夏休みと医師の転職活動

早いもので2016年も8月に突入しました。
通勤時に子供が少ないなと思っていましたが、それも当然、学生はもう夏休みです。
我々を含めた会社勤めの人間もこの時期は夏季休暇をとる人が多いのではないでしょうか。もちろん学生のような優雅な時間の使い方は出来ませんが。

1年の中でも8月のお盆期間・年末年始の期間というのは、日本全体がお休みムードで、諸々仕事が止まりやすい時期かと思います。
8月の2~3週目というのはどうしても休む会社が多くなってきますので、それに合わせてまとめて休んでしまった方が理には適ってます。
病院は基本年中無休ですが、やはりお盆期間にお休みを取る方が多いと思いますし、開業医の先生方などはお盆の時期に合わせて1~2週間ほどお休みされる方がほとんどではないでしょうか。

JMCはといいますと、世間一般的にはお休みムードのこの暑い時期ですが、この時期は毎年転職のための病院見学や面接が多いです。
また、実際に足を運ばなくても、自身のキャリアをゆっくり考える時間がありますので、情報収集をされる方も多い時期です。

医師の求人というと、秋口から年末にかけて活況になるというイメージが強いですが、実は1年中動いています。
そしてこの夏の期間というのは、情報収集はもちろん、訪問・見学・面接などもじっくり時間をかけて行える良い期間です。

JMCの医師転職支援は年中無休です。
2017年4月くらいが異動時期、ということであれば既にたくさんの方が動かれています。
転職は縁ですので、情報収集を早めに初めて悪いということはありません。
JMCを通して医師求人情報収集を行えば個人情報漏えいなどの心配もございません。

お気軽にお問い合わせください。
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医師転職のページ

イギリスのEU離脱

先日、イギリスで国民投票がありました。
結果はご存知の通り、離脱派が僅差ながら勝利し、これからイギリスはEU離脱へ向けて舵を切っていくことになります。

離脱派が勝ことになった要因はいくつか挙げられていますが、やはり大きいものは移民の問題ではないでしょうか。

移民の大量流入で社会保障の負担増、失業率の悪化など、移民が原因と言われる影響に国民が不満を募らせたといわれています。

日本は移民の受け入れが少ないのでこの問題はあまりイメージがわかないかもしれませんが、コンビニなどの身近な生活圏で散見するようになった外国人労働者を見るにつけ、そう遠くない将来で同じような問題が大きく問題視されるようになるのではと危惧しています。

医療の分野でも何年か前に東南アジアの医療職の方に日本で働いてもらおう、という機運がありました。
言葉の壁がことのほか大きかったのか、定着はしませんでした。
医療のような高度に専門性が要求される分野には今後もそのような国際的人材交流は難しいのではないかと考えています。
医師の労働市場はその最たるもので、医師の転職業界・アルバイト市場については国外からの人的な圧迫というものは、数十年単位ではないのではないのだろうと思います。

さてイギリスですが、実際にEUを離脱するのには数年を要すると言われています。
秋には現在の首相が退陣して、離脱へ向けた国の顔が新しく選ばれることになりますが、その交渉を優位に進めなければいけなかったり、離脱派の離脱によるメリットの享受に応えていかなければいけなかったりと、ちょっとやりたくない役目を誰かがやらなければいけません。

今回の国民投票結果で為替市場・株式市場は大きく値を動かしました。
しかし離脱という大きなインパクトに市場が敏感に反応をしただけで、これからの動向が投資にとっては重要だと考えています。

軌道

以前ここで紹介したM君と、先日久しぶりに会って来ました。
彼は僕の学生時代からの友人で、ことしから保険会社で仕事を始めたということで
数年ぶりに会ったのがこの1月のことでした。
外資系保険会社でのコンサルタントというのは、フルコミッションで収入が決まる世界。
一見すると会社員のようにも見えますが、税法上は個人事業主なので
店舗こそないものの、お店をひとりで開業したのと同じようなものです。
その手の社員募集の際には、極端な成功例を引き合いにしているケースもあると聞きます。
一方で、高収入への夢を抱いて始めたにもかかわらず、
なかなか成果を挙げられなくて半年でかなりの人が辞めてしまうといった話は
僕も聞いたことがありました。
もうかれこれ半年あまりが過ぎていますから、
もし見切りをつけているとしたらそろそろかなと僕は思っていたのですが、
そう思っていたのは僕だけではないらしく、
M君のところには最近、その類の”安否確認”の連絡が相次いで来ていたらしいです。
「あれから仕事はどうなった? また就活とかやってんの?」
「まだ保険屋を続けてるよ」
「えーっ?、そうなんだ~!」
とそんな失礼なやり取りが、すでに僕以外の何人かとも交わされていたのだとか。
ここ数カ月のM君はとくに立て込んでいたようなので僕もすんなりと会えたわけではなくて、
実際、彼はお盆にも帰省せずに土日も関係なく仕事をしていたとのことです。
ちゃんと休みを取っているのか聞いてみると、
何もない休日というのが最後にいつあったのか、すぐには思い出せないようでした。
でも見るからに元気そうな姿に僕は少し安心して、
そろそろ仕事が軌道に乗ってきたのかなというふうに思ってしまったのですが、
聞くと返ってきたのは、いやまさかでしょう、という苦笑いでした。
軌道に乗る乗らないは、まだまだ先の話。そう簡単なものではないのだそうです。
ただ、とにかく今は数多くの人と会っていろいろな話を聞くこと。
毎日いろんな年代だったりさまざまな職業の人から
家族に対する思いだとか将来の夢だとか、万一のための備えとか、
そうした話を聞くことが今は楽しくて、それで日々が過ぎていくのだと。
この仕事は確率の問題なんだ、とM君は言います。
生命保険文化センターの資料によると、日本人の世帯の生命保険加入率はなんと9割超。
1年間で払う保険料は45.4万円。
ということは、月額に直すと約3万7000円です。
この調査対象の世帯人数は平均3.4人で世帯主の平均年齢は56.3歳、平均年収は614万円とのことですから、
いわゆる平均的なサラリーマン層を想定した調査なのだろうという感じがしますが、
けっこう保険って行き渡ってるんですね。
そんな中でM君は新しく保険に入るお客を見つけることはできるのでしょうか?
彼に言わせると、人とたくさん会って話を聞いていくうちに、
今自分が持っている保障では足りないと不安に感じている人が一定の割合で必ずいることが分かるそうです。
だから一人でも多くの人から話を聞く。
同じ生命保険文化センターの調査のなかには、
「世帯主に万一のことがあった場合の経済的備えについて」という項目があります。
「大丈夫」「たぶん大丈夫」を合わせても26%。
さっきの世帯加入率9割超と比べると、これは意外と少ない感じがします。
大多数の人が何かしら保険に入ってはいるのだけど、内容には必ずしも十分満足していない…。
「少し不安」「非常に不安」を合わせると、72%にも上るんですね。
M君は実際に人と会うことで、おそらくこうした統計の実態を肌で感じているのでしょう。
会って話をした人の7割がもしお客になってくれるのであれば、
確かに仕事の確率としては悪くない感じがします。
そう上手くいくものではないような気もしますが…。
軌道、と僕が言ったときに、そこに乗るのはまだ先だとしても
軌道らしきものが存在することが分かるようにはなった、とM君は言いました。
確かに軌道は敷かれている、それが見えるような気はすると。
まあ今は仕事そのものを楽しめているようなので、
いずれ軌道に乗ることを願いつつ、M君の今後をもう少し見守りたいと思っています。
曰く、この世の中に未経験から始めて半年で軌道に乗るような仕事が
あったら知りたいということでした。
まあ、そう言われれば投資もそうですよね。
そんなウマい話があったら僕も知りたいです…。
※当ブログの目的は、投資に関する話題の提供であり、投資勧誘ではありません。
また、記載した情報はweb上で公開されているものですが、実際に投資される際には
あらためてご自身でご確認ください。
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