先日放送された「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」は
神奈川県民のわたしにとって非常に興味深い内容でした。
それは、「日本で最も腰痛患者が少ない県は神奈川県」というものです。
番組内での考察では、いくつかの要因が述べられていました。
まず、神奈川県民は県外通勤・県外通学者が断トツで1位とのことでした。
そのため、勤務時間(通勤時間を含む)が最も長く、睡眠時間は最も短い県だそうです。
埼玉県立大学の伊藤教授によると、
通勤時間が長いため、腰回りの筋肉が鍛えられ腰痛が少なくなるのではないか?とのことでした。
また、神奈川県は高低差があり起伏が激しいため、家から駅までの往復(徒歩)で
足腰が鍛えられということと、満員電車に立って乗っている時間が長いため、
その状況が「多裂筋」という体幹や下肢の筋肉を鍛えているのではないか?ということでした。
ちなみに、神奈川県民のわたしは通勤時間が1時間40分ほどです。その内訳は、
家⇒徒歩(15分)⇒電車(60分)⇒乗換(10分)⇒電車(10分)⇒徒歩(5分)⇒会社
この長い道のりが健康を保つ秘訣となるのでしたら、今後も続けたいものです。
実際、関西に住んでいた頃よりも、こちらに来てから腰痛が減ったような気がします。
(たぶん気のせいですが・・・)
もう一つ、長い通勤時間のメリットをあげるとすると、新聞や本を読む時間を確保できるということです。
名古屋や関西にいた頃は、通勤時間は30分程度だったので、ほぼ寝ていました。
しかし、関東に来てからは、朝は新聞・帰りは読書でインプットの時間に充てています。
飲んでもタクシーで帰ることができる都内在住者を羨ましいと思う反面、
自分の時間を確保できる今の生活は悪くないと思っています。
なにせ、わたしが唯一「心安らぐ時間」は通勤時間ですから(笑)