毎年行われていた「新入社員タイプ」の命名が今年は行われませんでした。
震災の影響なのか、事業仕訳の影響なのか、真相は分かりません。
「新入社員タイプ」の命名は、1973~2010年まで、「職業のあり方研究会」において、
その年度に話題になった事柄や商品名などになぞらえて、その年度の新入社員を命名し公表されてきました。
毎年命名されるタイプは、知る人ぞ知る風物詩と捉えられていましたが、今年は公表されなかったようです。
同研究会は学識経験者などで構成されており、多くの企業・学校等の就職・採用関係者の協力を得て、
その年の4月の新卒入社者の特徴を検討し、タイプの命名を行ってきました。
この「命名」を、偉い学者さんたちが集まって、ああでもないこうでもないと議論している場面を想像すると、
なにやら滑稽な気がします(苦笑)
同研究会は旧経産省の特例財団法人であり、正式には「公益財団法人 日本生産性本部」の1機関です。
なにやら怪しげな団体ですが、やっていることは、「社会経済システム」と生産性に関する調査研究、
情報の収集及び提供・普及・啓発、研究会・セミナー等の開催、教育訓練、内外関係機関との交流・協力など。
ウィキペディアによると、基本財産は16億8千万円。従業員数約400名だそうです。
血税は、いろいろな所で使われているのですね・・・
ちなみに、過去の「新入社員タイプ」はこちら↓
結構笑えます。