「企業存続率」

 

早いもので今年一年も終わろうとしています。

 

一般企業においては本日が仕事納めのところが多いのではないでしょうか?

実は弊社は明日まで営業しております。

なぜなら、医療機関が29日まで営業しているところが多いからです。

 

ところが、今日の時点で電話がつながらないところが多いのに驚きました・・・

そういうことなら、来年は28日を仕事納めにしようと思います。

(もちろん、対ドクターは年中無休です!)

 

 

今年は本当にいろいろありました。

 

 

スポンサーを探し、サラリーマンを辞め、会社を設立し、事務所を開設し、

一緒に働く仲間を探し、WEBサイトを構築し、事業を開始する・・・

インフラを整備することから始め、実際に運用に入るまで、紆余曲折はありましたが、

途中からは仲間が加わり、それなりに順調にここまで来ました。

 

よく忙しいことの例えとして、「盆暮れ正月が一度に来る」という表現を使いますが、

それに足すことのGW.も一緒に来たような、まさにそんな感じでありました。

しかし、忙しいことは良いことだと思っています。

なにせ、他事を考える間もなく、ただひたすら目の前の仕事を追いかけるだけですから。

 

 

ところで、現時点で日本にどれぐらいの企業数があるかご存知でしょうか。

総務省の企業統計調査によると、平成8年ごろをピークに企業数は減少傾向にあります。

平成18年の段階で150万強なので、現状は140万程度に減っている可能性もあります。

  

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年々新しい企業が設立され、それ以上の数の企業が淘汰されていく訳ですが、

企業存続年数と存続率との関係を「企業存続率」というデータで表すことができます。

「企業存続率」にはいろいろな説がありますが、一説によると以下のようなデータがあります。

1年後60%

3年後40%

5年後15%

10年後5%

30年後2%

 

 

この分母となる母集団には「なんちゃって起業」も含まれるでしょうから、

一概に低いとはいえないかもしれませんが、

5年以内に7社のうち6社が潰れていくという現実をみると、背筋が寒くなります

 

しかし、ある程度存続した企業において、その後の存続率は高いので、

要は最初の数年が勝負だということが分かります。

 

来年以降、飛躍していくためにも今が頑張りどころです。

気を抜かずに、今年を締めくくりたいと思います。

 

あ、まだ一日ありましたね。

本日が仕事納めの方は、良いお年をお迎えください。

明日以降もまだ働く方は、もう少し頑張りましょう。

 

 

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