イチローの偉業と転職

イチローがメジャーリーグで3000本安打を達成しました。
長いメジャーリーグの歴史でも30人しか達成していない偉業で、デビューから16年で達成というのは最速の記録のようです。
まさに日本が誇る野球界の宝と言っていいのではないでしょうか。

 

イチローというとシアトルマリナーズというイメージが強いですが、最近では今のチームの方が楽しいというような発言も見受けられます。
マリナーズ時代は1,000万ドルを超える年俸でしたが、今のマーリンズでは200万ドル程度です。
200万ドルといっても普通の感覚では、考えられないような高額の給与ですが、メジャーリーグ目線で見るとプレッシャーのない金額なのかもしれないですね。
メジャーリーグでの給与事情というと、スタープレイヤーには腕利きのエージェントがついて考えられないような高給を勝ち取る、というイメージがあります。
エージェントは手数料として年俸の5%程度を選手から受け取るようですが、腕利きのスーパーエージェントとなると年俸20億円~30億円にもなりますので、手数料の額としてもかなりの高額になりますね。
JMCが携わっている医師の転職業界でも、医師を担当する者のことをエージェントと言ったりします。
金額の規模感が全然違うのでイメージが重なり辛いですが、業務の内容としては被る部分が多いと思います。
我々のサービスは利用者の医師側(求職者側)から手数料等を頂戴することは一切ありませんが、医師側に立って少しでも有利な条件で働いていただきたいと思いつつ交渉にあたります。
給与や住環境、職場環境など交渉事項・調査事項は多岐にわたります。
特にJMCではアナログな仕事の進め方をモットーにしておりますので、個々の求職者に合わせた提案というのを突き詰めて考えていきます。
仕事を仲介するだけならわざわざ個人情報をさらしてまでエージェントに依頼する必要はないわけで、ここに頼めば何とかなる・条件がよくなる・失敗しないなどの付加価値がなくてはなりません。
イチローに話が戻りますが、マリナーズにずっと在籍して引退を迎えた方がキャリアとしてはすっきりします。
生え抜きという称号がもらえますし、所属チームが1チームだけというのは視覚的にも非常に美しく、引退時には何のわだかまりもなくシアトルの英雄として扱えます。
少し前にニューヨークヤンキースのジーターが引退をしましたが、押しも押されぬスーパースターだったわけですが、イメージとしてはあんな感じになっていたのではないかと思います。
しかしイチローは、モチベーションだったりチーム事情だったりを考慮して移籍を決断したわけですが、偉業を達成して今楽しそうにベースボールをしていてイチローを見るとその決断は正しかったのではないかと感じます。
チームの顔であったイチローが移籍を決断するというのは大変な勇気が必要だっと想像しますが、その対価を今充分に享受できているのではないでしょうか。
医師もそうですが、手に職を持っている人でその労働市場の流動性が高い業界の人は、もっと活発に職場環境の変化を求めて良いと思います。
年齢やスキル、将来的なキャリアの展望で今置くべき職場環境が変わっていくことは当然です。
転職は確かにリスクを伴いますが、良い転職にはとても大きなリターンがあります。
実際に転職をしなくても、自分の今の市場価値を調べるだけでも楽しいものですし、我々のような転職支援の会社を利用すればリスクも減らせます。
JMCでは医師のみを対象として転職のお手伝いをしていますので、医師以外のご相談は受けられませんが、
医師の方はどうぞお気軽に、どんなことでも構いませんのでお問い合わせください。

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