医師求人におけるワークライフバランスの意義と訴求の仕方

ワークライフバランスという言葉が出てきてからもうどれくらいになるでしょうか。もはや完全に市民権を得た感があるこの言葉ですが、私がこの医師転職支援の業界に入った頃はまだこのような単語はほぼ使われず、同様の希望を意図するときは「QOL」という言葉が使われていたように思います。

日本では2007年にワークライフバランス憲章というものが制定され、仕事とそれ以外の時間をバランスよく使おうと言った趣旨の概念として提唱されるようになりました。

厚生労働省のサイトでも、仕事と生活の調和に関する制度として紹介されています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/shigoto/index.html

ワークライフバランスは日本で産まれた概念ではなく、そもそもは欧米で考えられていたもののようです。日本での扱いとは少し違い、仕事と生活のバランスということではなく、1日をどのようなバランスで過ごしているか、ということでそのバランスを構成するものは友人との時間や趣味の時間、一人の時間、など仕事にとどまらず多岐に渡ります。それが日本に輸入される際に仕事と生活という部分にスポットされ、働き過ぎを抑制する役割を与えられました。

上述したように2007年に憲章が制定されてから時間を経て、今ではかなり一般的な概念として定着し、輸入時に与えられた役割を超えて「自己実現のため」の概念として昇華された感すらあります。

それが転職市場に与えた影響は大きく、事業会社の求人にとどまらず医療業界の求人も週休2日を超える求人・時短の求人・男女を問わない育休・リモート勤務、などプライベートの時間をいかに充実させるかを考えられた求人が多くなってきました。

そしてそれは医師転職の市場にも波及していることはもうご存知のことだと思いますが、医師求人の世界では専門医機構の変遷などと相まってより「自己実現のため」のワークライフバランスが果たす役割が大きいと感じます。

例えば、時短勤務に代表されるような家庭の事情に合わせた勤務体系の構築はもちろん、それを前提にしたキャリアパスの制定、医師としての自分の将来像をいかに実現させてくれるか、という観点で求人リサーチをすることもワークライフバランスを考えた転職活動の一例と言えるのではないでしょうか。

具体的な求人だとこのようなものがあります。

働きやすい求人と言えば院内健診専従ですが、専門医取得が可能という全国的にもレアリティの高い求人です。専門医制度の変遷で資格取得が難しくなってきている昨今ではより希少性の高い求人と言えます。

医師求人|★水戸市★健診医師募集◆人間ドック専門医取得可能施設です

東京23区内、のように黙っていても人が集まるようなエリアの求人に比べて、郊外の求人はキャリアを充足させるという意味においてはワークライフバランスをより満たせる医師募集ではる可能性が高いです。

医師としてのキャリアやスキル、将来像までも視野に入れたワークライフバランスを考えるのであれば、医師求人はより多くの選択肢から選ぶことが必要なのではないでしょうか。

ところで、医師として働く方々には関係ない話だと思いますが、以前「プレミアムフライデー」という概念が提唱されたことを皆様覚えていらっしゃいますでしょうか。忘れた方、そもそも知らない方のために以下その説明です。

2017年2月24日から始まった日本政府と経済界が提唱した個人消費喚起キャンペーンである。博報堂が事務局を受託し、月の最終金曜日(月末の金曜日)に合わせ、民間企業や公共機関が社内向けと社外(顧客)向けのイベント・セール・ポイント還元[1] などのキャンペーンを行う。略称はプレ金(プレきん)。

経済産業省および経済団体連合会を中心とした、経済界が提唱・推進する、毎月末金曜日(フライデー)に、普段よりも豊かな生活を推奨するとする個人消費喚起キャンペーン。15時に仕事を終えることを奨励する「働き方改革」と連携し、給与支給日直後に該当しやすい月末金曜日には、夕方を買い物や旅行などに充てることを推奨している。2017年2月24日から実施された

https://ja.wikipedia.org/wiki/プレミアムフライデーより抜粋

発足当時から謎制度として扱いに困った企業は多いかと思います。まず15時に勤務先から放り出されたところで飲食店などは開いてません。

ワークライフバランスのための施策の一環ではあったかと思いますが、使い方が定まらないまま実際に運用する企業も増えずそんなこんなでコロナの混乱を迎えホームページが閉鎖され名実ともに忘れ去られた制度となってしまいました。

そんな謎制度であるプレキン、なんとJMCではいまだに制度として存在し、従業員全員が等しく使用しています。

使い方はさまざまで、同僚同士で連れ立って食事に行ったり、自分の趣味の時間に当てたり、また仕事を継続して行うことももちろん可能です。やりたいことをやる、今必要なことをやる、ということで各々自由に使っています。

空いた時間を何に使うか、ということを考える機会が定期的にある、ということが「自己実現」というものを自身で考える端緒にもなっているような気がしています。

そんな従業員全員で「自己実現」を目指す医師専門の紹介会社JMC日本メディカルコネクション、ぜひ一度お気軽にキャリア相談をしてみてください。