本日は関西出張でした。
大阪のハイソサエティな街「北摂地区」から、庶民の集う街「平野区」へ移動し、
大阪の格差を目の当たりにしてきました。
今は帰りの新幹線の中なのですが、わたしは新幹線に酔う性質なので、あっさり行かせていただきます。
突然ですが、台湾は戦時中、日本が統治していました。
その際に根付いた日本語が語源となった台湾語があります。
それは、「あさり」という言葉です。
「あっさり」が「あさり」となった訳ですが、
日本兵が終戦間際に、日本の敗戦を悟り、あっさりと自決したことから、
「潔い武士道の精神」を意味する褒め言葉として使われているようです。
しかし、今の日本には、この「あさりの精神」を受け継ぐ人が少ないような気がします。
いつまでも既得権にしがみつく人が多すぎます。
首相が4代続けてあっさり辞めましたが、あれは「あさりの精神」というよりは、
ただ単に追い出されたか、逃げ出しただけです。
いよいよ、「武士道の精神」までも逆輸入しなければいけないのでしょうか?
せめて民間企業だけでも、「あさりの精神」で行っていただきたいものです。
民間企業の役員の皆様。
自らが経営する企業が問題を起こした時は、問題を解決後、あっさりと身を引きましょう。
もしくは、役員報酬は全額辞退or寄付しましょう。
以上