医師に限らず、転職を考えたときに社会人が取る行動は「情報収集」です。自分が考えるキャリアプランに合う求人を検索したり、自分の現在地を確認するために年収診断ツールを使ったり、はたまた置かれている労働環境が適切かどうか自身の勤めている施設の口コミや類似する職場の口コミを確認したり、などなど多岐に渡りますがまずは情報収集をされる方がほとんどかと思います。いきなりお目当ての企業・病院などにコンタクトを取る方は少ないはずです。
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医師の先生方が行う情報収集のうち、気になる求人のリサーチ・問い合わせ、自分の現在地の確認、キャリアプランの相談、などには医師専門の求人を扱う人材紹介会社の利用が非常に効率的です。医師の人材紹介を行なっている会社はほぼすべての会社で医師を専門に扱う転職エージェント(キャリアコンサルタントとも言います)を置いており、医師の転職やキャリアに対して高い知見と転職のためのノウハウを保有しています。医師の転職マーケットはとても属人的な市場で、独占的な非公開求人や表に出てこないような施設の情報、それらは経験により積み重ねられ情報格差が生じており、ベテランになればなるほど転職を考える医師に有用な情報を多く持っている可能性が高いです。
JMCにお問い合わせをいただく先生方から時折いただくご意見として、紹介会社に登録・依頼をするとしつこくて後が面倒、というものがあります。これは医師人材の世界に限らず、人材紹介会社に対して一般的に持たれている印象かもしれませんが、決してそのようなことはありません(少なくともJMCでは一切しつこくしません)。このような意識の差異、一方ではしつこいと感じ、もう一方はしつこくしているつもりはない、というすれ違いは何が原因なのでしょうか。
私は最も大きな理由として、転職を考えている医師と転職エージェントとのコミュニケーション不足・情報の偏りが原因だと考えています。その情報の中でも「どのくらいの緊急度で転職を考えているか」という情報がまずは最も重要です。例えば、突発的な理由で現在仕事をしていないのでできるだけ早く次の職場を探している、という求職者と5年後定年になるから今のうちから情報収集だけしておきたい、という方に対して提案する求人や連絡頻度などは違って当然です。その情報を共有しないままマッチング作業に入ると上述したような、しつこい、という錯誤をうみます。
つまり、転職に対する前向きさを含めた医師の希望を正確にエージェントが把握するという作業は、紹介会社が提供するサービスを適切に適度に受け取るためにとても重要なことです。そのためにはメールでのやり取りではなく、より直接的なコミュニケーションで認識の共有をすることがよく、一番良いのは対面での面談です。日々の業務で忙しい医師の方々にお願いするのはとても気が引けるのですが、大体1時間前後の面談でその後のマッチング業務・求人リサーチの質が格段に向上しますのでこれはぜひお勧めをいたします。どうしても対面での面談が難しい場合はWEB会議ツールを利用した面談でも良いでしょう。ただ、対面に比べてWEB面談は言葉のやり取りが多少ぎこちなくなったり、カメラの性能によっては表情がよくわからなかったりなど対面に劣るところがどうしても出てきます。声のみの電話面談も同じ弱点がありますので、やはり早いタイミングで一度対面面談を行うことがベターであると考えます。昨今、複数の紹介会社を利用する医師の方が大半になってきましたが、2〜3社くらいの紹介会社でしたらやはり全てのエージェントとお会いいただき、顔と名前と社名が一致した状態で転職活動を行うことをお勧めいたします。
中にはとても多くの紹介会社を利用していたり、またどうしても直接的なコミュニケーションを取ることが難しいということでメールのみのやり取りを希望される方がいますが、これはお勧めできません。薄いコミュニケーションでもその数を増やすことでより良い転職を実現しようという方法かとは思いますが、転職エージェントは情報が少ないと精度の高いマッチングができません。求人の数自体は複数社を利用すれば数多く集めることが可能ですが、本当に希望する転職が実現するかどうかはまた別問題で、転職エージェントが求人提案をしたマッチング作業の前提条件が間違えていると間違った提案が平気出てきます。その中から正解を選ぶのは非常に難しい判断ですので、やはり与えられる情報はより多く与え、転職エージェントのマッチング作業の精度を高めることがよりよく紹介会社を使うための必須条件かと思います。
さてその面談についてですが、医師の方々は日々の業務でとても忙しいので、仕事終わりの遅い時間・土日祝日、などでもお構いなく言っていただければ転職エージェントは面談に伺います。場所も先生方のご都合に合わせてセッティングをしますので、お忙しい中でもできるだけご負担にならないよう配慮し面談を実施いたします。紹介会社との面談は医療機関・企業との面接ではございませんので、もちろん服装に気を使っていただく必要はございません。ご用意いただきたいものとしては、身分を証明するもののコピー等(医師免許コピーや運転免許証、など)とご経歴書があれば他にお持ちいただくものはございません。ご経歴についても事前にホームページ等でご記入いただいたり、面談当日にヒアリングをもとに作成することも可能ですので、書面でご用意いただいていなくても情報として整理いただいていれば問題ございません。身分証明については、以前問題になったなりすまし問題への対応から大変お手数なのですが面談時の確認をさせていただいておりますのでそこだけご協力いただけますと幸いです。
今回、転職エージェントとの面談の有用性について説明いたしましたが、紹介会社は適切に利用すると本当に便利です。転職活動をしていな時期でもその時々に合わせて有用な情報を得ることができますし、転職するかどうか迷っている、などという時にも参考になる情報提供が可能です。そのような適切に利用するために一番重要なことがここでお勧めしているエージェントとの面談で、転職するかどうか迷っている、という方にこそお勧めしたい紹介会社利用の重要な要素の一つです。
もちろん、紹介会社はどの会社も個人情報の扱いには最大限の注意を払って取り扱っておりますので、登録いただいたからといってその情報が他の医療機関などに漏れるということはありません。安心してご利用ください。
先生からのお問い合わせ、こころよりお待ちしております。
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