はじめまして

はじめまして。
僕は数年前まで資産運用関係の仕事場にいましたが、
いまは趣味でこぢんまりと株やFXを楽しんでいます。
当時からいろいろ妄想だけは働いて、
自分がもしこのお客様だったらこうするのに、
社長だったらこうするのに、もしハゲタカファンドのファンドマネージャーだったら、
もし親から巨万の富を受け継いだ資産家だったら…。
 
そして、自分がもし医者だったら…も考えました。
まあ妄想の世界では、そこそこ殖えたような気がします。
現実のほうではだいぶやられちゃいましたが(笑)
 
でもこの長びく不況の中で、バブルのようなウハウハな時代はもう来ないとしても、
せめて長い目で絶対損をしない程度に運用をする方法というのが、
あったら知りたいですよね。僕も知りたいです。
 
ある程度の基礎知識と情報の取捨選択を誤らなければ、
そして適切な運用のルールを定めて守り続けることさえできれば、
それは無理ではないことだと思いますし、その意味では
ここでご紹介する僕が見聞きした情報も、もしかしたら何かの役に立つかもしれません。
 
とりあえずは気楽に読んでいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
そこでまずは、最近の話題から…。
円高傾向が続いてますね。
為替のチャートを見るとよくわかりますが、
ドル/円だとこの5月頃から急坂を転げ落ちるような絵になっています。
円が1円、円高になるだけで、
主要上場企業400社の経常利益が、なんと約1300億円も吹き飛んでしまうそうです。
ソニー1社だけで、年間20億円もの営業減益の要因になるとか…。
空恐ろしい話ですね。
外貨投資を始めるチャンスかも…。
そう思われている先生もいらっしゃるかもしれません。
これまでの円の史上最高値は、1995年に付けた79円75銭。
今回はこれを更新すると見ている専門家も多いようですし。
ただ今回のは円高というよりもドル安的な色彩が強く、
米国の金融当局の発言に為替相場が翻弄されているような印象がありますね。
しばらくは各国の通貨政策を巡る攻防が続きそうです。
為替は見た目が単純で素人でも分かりやすい反面、
政治的な駆け引きとかにも大きく左右されるので、予測するのは専門家でも難しく、
全ての相場でいちばん難しいとまで言われているのもうなずけます。
経済や政治活動はもちろん、投機心理も含めた人間の心理、
さらには天変地異や気象現象などまでが大きな要因になるわけですから、
為替相場をちゃんと計算して予測するには、不確定な要素が多すぎるわけです。
為替相場は、いわば森羅万象すべてが反映された経済指標…。
そこまで言われると、ちょっと腰が引けちゃいますかね。
これから外貨投資をお考えの先生がいらっしゃるとしたら、”歴史的円高”とも言われる今は、
ビギナーズラックの可能性を考えると、安いドルの買い場と言えば買い場かもしれませんが、
“相場の予測は外国為替がいちばん難しい”を肝に銘じていきましょうか…。

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