医師募集|2院同時開設という働き方を考えたクリニック

訪問診療のクリニックは増加の一途をたどります。病院で訪問診療を行うところも増えてきてはいますがクリニックの増加には追いついていません。これはやはり訪問診療という診療スタイルによるところが大きく、小回りのきくクリニックという形態がこの診療科目にマッチしているということでしょう。実際は病床を持つ病院がこの機能を持つ方が診療リソースを有効活用でき、どう考えても効率的なのですが、現実ではそうなっていません。

訪問診療の現状については厚労省の考察が詳しいです。

在宅医療の現状について

診療スタイルとしてはクリニックという形態があってはいますが、クリニックの弱点はやはり人員体制です。病院に比べると、医療スタッフ・事務スタッフともにどうしても手薄になってしまいます。

そこを解決するために、診療範囲が非効率にならない程度の距離をあけ、2院同時に開院するという方法を考えた医療法人があります。

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オープン当初というのは訪問数もまだ少なく、受け取れる診療報酬は少ないです。それでもスタッフの数はクリニックで診ることができる患者数を想定した人員を整える必要があります。自然と医師の数はミニマムでスタートすることになりますが、そうすると医師の負担が大きくなります。もちろん患者数の少ないうちは業務負担も少なく、増えてきたところで人員を増やせばいい、となりますが医師の採用・募集が難しいこと、患者数が少ないうちでもコール等の対応を全て一人で負担するということはかなりの重責です。

そこで、在宅需要の多い比較的近いエリアに2院同時に開院することでオープン当初のミニマム医師数で大きくなる負担を実質常勤2人という、患者数の割には手厚い体制にすることで回避しようと考えて同時に医師求人をかけたのが上記の求人です。

医師の募集というのは、体制が厚く働きやすいと好条件が併存している施設が俄然有利です。それをスタートから作り上げあることでクリニックの黒字化を早め、またそれにより人員を早い段階で手厚くできるというとても効率的なオープンの仕方だと感銘を受けました。

もちろん医師の募集そのものとしても、とても良い条件です。法人としては今後クリニックを増やしていこうという考えでいるようですが、理事長の考え方がとてもしっかりしているため、真剣に訪問診療に取り組みたいという医師転職希望者にはとても親和性が高い医療法人であると考えています。

各種専門科目から訪問診療の世界へ飛び込んでくる医師には様々な理由と思い、志があります。筆者の経験上では外科系の方が「患者を最後まで自分で診療したい」という感じの意図で転科してくるとともて良いキャリアの引き継ぎができているように感じます。

もちろん、外科だけでなく内科でもその他耳鼻科や小児科、産科など訪問診療と一見縁のなさそうな科目の方でも転職後に大活躍をしている医師はたくさんいます。

上述のクリニックは、全くの未経験の医師でも受け入れ可能で、しっかりと研修期間を設けてくれます。臨床にあまり自身のない基礎系の医師転職でも相談可能ですので、ご興味のある方はお気軽に一度お問い合わせください。