電子カルテシステムをiPhone・iPadで活用しましょう.

pastedGraphic.pdf EHRTouch  by Digital Globe, Inc.        

こんにちわ。

今回は、現在ご利用されているかもしれない、電子カルテシステム「オープンドルフィン」と連携するアプリケーションのご紹介です。

オープンドルフィンとは、最近注目を受けているクラウドコンピューティングを利用した電子カルテシステムです。

ドルフィン自体は多くの方がシステム利用をされているのではないでしょうか。

クラウドコンピューティング型電子カルテシステム(クラウド≠物理サーバ)ですと、サーバ管理、セキュリティー環境構築、維持費等のコストを抑えつつ電子カルテシステムを運用させる事が可能です。

この度は、このクラウドコンピューティング型ドルフィンとの連携を実現をしたアプリケーションのご紹介です。

簡単に言うと、電子カルテ上の情報をiPhone・iPadで閲覧そして活用する事ができるアプリケーションだということです。

クラウドとiPhone・iPadは非常に親和性が高いのです。

以下、アプリの概要です。

次の機能を提供しています。
(1)来院患者のリスト表示
(2)直近30人の新患リスト表示
(3)患者検索
(4)患者の、基本情報、診断履歴、治療履歴(*)、検査結果とグラフ、経過記録表示。
(5)説明と同意機能(iPadのみ)。

EHRTouchの用途です。
(1)注意が必要な患者さんのカルテを手元におく事ができるため、より適切な治療プランをたてることができます。
(2)リモートカンフェランスが可能になり、専門医との連携で高度な治療を提供することができます。
(3)夜間や出張先で患者さんから急にコンタクトがあった場合、カルテを確認したうえで、適切な指示を行うことができます。
(4)看護士さんや医療事務の方との連携が容易になり、業務を効率化できます。

説明と同意機能(実験)
カルテの詳細表示画面には、患者さんの名前がタイトルとして表示されています。これをタップすると、その患者さんの直近のカルテのみが表示されるモードになります。(キャプチャーの3番目
iPad は、プライベートなデータを手にもって見るに最適なツールであり、インフォームドコンセントにベストマッチです。

(*)治療履歴について
iPhoneは処方履歴の表示のみが可能です。
iPadは、処方、注射、処置、手術、画像、検体検査、生体検査、指導の各履歴に対応し、これらを行った順番に表示するブログライクなモードがあります。

テストアカウント
テスト用のアカウントがあります。誰でも試用してみることができます。

オープンソース
データソース側のプログラム(電子カルテ)はオープンソース化されており、システムとして医療のインフラになることを目指しています。

EHRTouchは、がん治療や在宅医療等、連携が必須の分野で実績をあげており、さらなる可能性への期待が高まっています。

是非お使いになっては如何でしょうか。

これを機に、クラウド型電子カルテシステムを導入検討されると良いかと思います。