先日携帯ショップに行きまして私が使用しているガラケーの電池交換をしようとしました。しかし機種が古すぎて店員さんも良く分かりません。さんざん待たされた挙句に「在庫がない」と追い返されてしまい、20年続けたドコモユーザーをやめようかと思いました。
携帯ビジネスというのは新規の顧客獲得に重きを置いているのか、現在のユーザーをおろそかにしていると感じることが少なくないですよね。
長く使っている特典より乗り換え得点の方が大きいですし。
そこに乗っかるのも嫌なので、猛スピードで減っていく電池と格闘しながらドコモのガラケーを使い続けています。
ただ、既存顧客へのこのサービスの悪さは同じサービス業に携わるものとしてもう少しどうにかならないものかと思ってしまいます。
我々のような、医師というそもそも限られた数の方々にサービスを提供する場合は、いかにかゆいところに手が届くかということを意識します。
特に転職支援・医師の求人提供、といった非常にデリケートなサービスを扱っていますので良く話を聞き、行間を読み、出来るだけ優れた医師のエージェントであろうと心がけます。
日本の携帯契約数は1億6000万件を超えるそうです。人口よりも多いんですね。
そんな数を相手にきめ細やかなサービスなんてやっていられない、という考えもわかりますが、森ばかり見て木を見ない、それが個人に伝わってしまうというのは良くないのではないかと思います。
携帯キャリアの文句ばかりいってもしょうがないので、アプリ紹介です。
上で、かゆいところに手が届く、という表現をしましたが、今回はそんなアプリです。
皆さんは歌が思い出せなくてモジモジしてしまうことってありませんか?
私はあります。
そんな時に便利なこのアプリ。音楽認識のShazamです。
Shazam
Googleplay
applestore
このアプリを起動して覚えている一部などを吹き込んであげると、それはこの歌ですよ!と教えてくれます。
ご丁寧に、この曲を買いませんか?という案内までしてくれます(笑)。
試しに私はマクドナルドでこのアプリを起動させてみました。
その時はピンクレディーの「UFO」が流れていたのですが、このアプリが教えてくれたのはUFOはUFOでも違うグループがカバーしたUFOでした。
導入部分がピンクレディーのものと違うのでしょうが、回りが決して静かではない環境でこの違いを聞き取るとは驚きです。
まさに、かゆいところに手が届く、アプリだと思いました。
是非試してみてください。
ところで、今更ですが「かゆいところに手が届く」と普通に何度も使っていますがもちろんこれは比喩です。
実際にこのアプリを使ったり、JMCの医師転職支援サービスを使うことで現実の痒みが収まるわけではありません。
ブログを書きながらこの表現を使っているうちに、本当に使い方などあっているのか、と心配になってきました。
「確信犯」など誤用が正用になっている表現ならともかく、無知をさらけだしているようだと恥ずかしいのでウェブ辞典で調べてみました。
大辞林 第三版より
かゆいところにてがとどく【痒い所に手が届く】
細かな点まで気が付いて配慮が行き届く。
曲名判定アプリはUFOの細かな導入部の違いを聞き分けました。その上、購入まで薦めてくれるという配慮ぶりです。
これはかゆいところに手が届いていると言ってよさそうです。
弊社の転職エージェントも業界内で細かな点まで気が付くということは有名です。医師求人ならJMC、と医療機関の方にはよく言っていただきます。
もちろん、その上で求職者にも求人元にも配慮を忘れません。
これも、かゆいところに手が届いている、と言えそうです。
今回のブログでこの表現を使うことは間違っていなかったようです。
ほっと胸をなでおろしたところで失礼させていただきます。