先日スカパーでこちらの映画が放送されていたので、
美味しいもの以上に怖いもの好きの私は、もちろん鑑賞しましたよ。
エスター (原題:Orphan)赤ん坊を死産したショックから立ち直れずにいたケイトとジョン。
この傷を癒すため、二人は養子を迎えることを決意する。
訪れた孤児院で二人は他の子と交わらず一人で絵を描く少女に出会う。
彼女の名はエスター。
この聡明で絵が上手な少女を喜びとともに迎え入れたケイトだが、その直後から奇妙な事件が頻発する。
ケイトはエスターに違和感を感じて周囲に警告するが、逆に孤立してしまう。そして、事件は家族にも及び始めた…。
ネタばれになるので詳しくは書けませんが、子役3人の演技力が高いうえ、
最後のオチが今までの映画になく、私にはとても面白かったです。
特に一番ハラハラしたのが、ICUの場面。
息子のダニエルが木から落ち、意識不明でICUに入っているところを
エスターが殺そうとするのですが、
ダニエルについているサチュレーションモニタのプローブを
エスターが自分の指にはめ、アラームが鳴らないようにするんです。
そしてダニエルは心肺停止してしまうのですが、もちろん映画なので蘇生し、結局、心拍は戻ります。
ダニエルの命は助かったのですが、何よりも私は
ダニエルが低酸素脳症になってしまったのではないか、とても気になりました。
(映画では蘇生後のダニエルは描かれていません。)
それにしても外国の医療ドラマのクオリティの高さは日本にも見習ってほしいものです。
今クールも医療ドラマがいくつか始まりましたが、リアリティに欠け、あまり見る気になれません。
「ボスミン静注!!」なんて、商品名だから台詞にはできないんでしょうね(笑)