「医局の辞め方」ワンポイントコラム

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ポジティブに、スムーズに、キャリアアップしたい方のための… 「医局の辞め方」 ワンポイントコラム

医局に縛られたキャリアプランから、自らの意志に沿ったキャリアプランへ。

「医局」という制度は、世界の医療界を見渡しても日本だけにしかない特殊な制度です。明治時代から今日までこの制度が存続してきたのは、個々の医師当人はもちろん、社会にとってもメリットがあったからでしょう。確かに、医局制度が、そこに所属するメンバーに複数の病院をローテーションさせることによって、多様な臨床経験の場を提供したり、過疎地域にまで医師を派遣することで、地域の医療をサポートしてきたことは事実です。

医局に縛られたキャリアプランから、自らの意志に沿ったキャリアプランへ。

しかし、その半面、個人の意志を無視した有無を言わさない人事で、個々の医師たちのキャリアを窮屈に縛ってきました。実際、初期研修終了後に異動の経験がある医師を対象に実施した調査では、「医局の人事に従った」人より「医局から離れた」人の方が、現在の仕事に対する満足度があきらかに高い、という結果が出ています。 医師のモチベーションや仕事に対する満足度は、医療そのものの質にも影響を与える大切な要素です。ご存知の通り、2004年の新臨床医研修制度導入以来、医局離れが進みつつある今、自らの意志に沿ったキャリアプランを歩んでいこうとする医師が、増えはじめています。

あとにシコリを残さず医局を離れ、スムーズに転職するには・・・。

一口に転職といっても、他の職業とちがい、医師が病院を辞める場合は、いろいろと厄介なことが多いものです。患者さんの存在をはじめ、社会的役割の重さが他の職業と異なるのもその理由のひとつですが、何よりも「医師の社会」がじつに狭い世界であるところに、辞める際の「困難」がひそんでいます。下手にシコリが残る辞め方をしてしまうと、当面は良くても、後々悪い影響を及ぼす場合がなきにしもあらず。シコリを残さず、できるだけ円満に転職するため、気をつけたいポイントを次にあげてみました。

1 「個人的な理由」を「退職理由」に。「医局や勤務先への批判」は禁物。

仮に、医局の人事システムや現在の勤務先に対する不満が「辞める本当の理由」であったとしても、「退局理由」を聞かれた時、それをそのままストレートにぶつけるのは良くありません。どうしても感情的な対立をひき起こし、その対立を後々までひきずりがちです。辞めるのは、組織や人への不満からではなく、あくまで個人的な理由であることを、首尾一貫して主張しましょう。

2 一度出した「辞意」は撤回しないこと。「引き留め策」には乗らないように。

退局を申し出ると、上司は、あの手この手の「策」を用意して引き留めようとします。たとえば、「医局で人気の高い○○病院に出してやろう」とか、「海外留学させてやろう」とか・・・。一見魅力的に思える提案であっても、それを鵜呑みにして辞意を翻してはなりません。残ったあと、本当に実行されるかどうかわかりませんし、「一度辞めると言った人間」という目でずっと見られ、居づらくなることは間違いないからです。

3 長ければ退局まで1年かかることも。退局を申し出る時期はよく見極めましょう。

多忙で責任の重い医師という仕事。それだけに、退局の意志を示す時期は、早めであるに越したことはありません。まして、医局を円満に退局するためには、短くて3ヶ月、長く見積もって1年ぐらいの期間が必要でしょう。もちろん、これはケースバイケース。同じ医局でこれまで辞めていった人の事例を参考に、退局を申し出るタイミングを見極めてください。

あとにシコリを残さず医局を離れ、スムーズに転職するには・・・。

また、教授に対して辞意を伝える前に、周囲の状況を把握しておいた方がよいでしょう。実際にあった話ですが、ある先生が教授に辞意を伝えたところ、その年はことのほか退局者が多く、これ以上辞められたら困るということになり、執拗に引き留められたため、すぐに退局できなくなったケースがあります。その先生が辞意を伝える前に、すでに他の先生方が辞意を伝えていたわけです。どの先生も医局を辞めることはなかなか口外しませんが、こうならないためにも、できるだけ周囲の状況を把握しておく必要があります。とくに同期が少ないと辞めにくいものです。せめて同期の動向だけでもしっかり把握しておきましょう。

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