インフレ対策

年度末でいろいろなことがそわそわして落ち着かない感じがします。
円高もひと息ついたし株価も上向いてきたということで、
そろそろ何か良いことが起こりそうなムードを感じている方も、
もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
これから新しいことが始まる季節に独特の、新鮮な空気、胸の高鳴り、
何をやってもうまくいきそうなワクワク感とでも言いましょうか。
たとえば引越したばかりの生活は、電気のスイッチから歯ブラシの置き場所まで
すべてが慣れないものですがそれもまた何だか嬉しくて、
まだダンボールが部屋に置いてあったりしても、その景色自体を楽しめたり。
それから、今年は冬が寒くて長かったせいもあるかもしれませんが、
ここ数日の晴れた日の陽射しは暖かくて、何か希望に満ちた特別な光を放っているような、
そんな気がするから不思議です。
もうすぐ新入生や新入社員が、シワひとつない制服やまだ体に馴染んでいないスーツを着て、
目を輝かせながら街を歩く姿が見られるわけですよね。
見ている方も、かつての自分の姿を懐かしく思い出したりします。
でも残念ながら、僕は幼い頃から春という季節がいちばん苦手でして…。
だいたい春に何かを期待して、これまで良いことがあったためしがありません(笑)
気候が暖かくなるにつれて体の緊張感が緩んできて、
怪我をしたり体調を崩したりするのもいつも決まってこの季節。
春は残酷な季節である、と言ったのはT.Sエリオットだそうですが、
僕はその人のことをよく知りませんし(笑)
それで、だからというわけではありませんが、
世の中そうそううまくコトが運ぶものではないということを、
こういうときにこそ、いちおう念のため肝に銘じておきましょう。
原油価格がこのところ、リーマンショックで2008年に急落した以降はずっと上昇基調にありますよね。
ガソリン価格が最近もまたぐっと上がっていますので、これは肌で感じていらっしゃる方も多いのではないかと思います。
風が吹くと桶屋が儲かる、ではないですが、
原油価格が長期的に上がると、たとえば原油に代わる代替燃料バイオエタノールの原料として
コーンの需要が増え、相対的に小麦の生産が抑えられます。
するとトウモロコシや小麦の価格も上昇して、それらを原料とするすべてのものの価格が上がり始める。
トウモロコシについては前にも触れましたが、すでにスーパーで売られているすべての食品の
90%以上に使用されているとまで言われているほどなんですね。
もちろん小麦の価格が上がると、パンや麺類やお菓子などにも影響が出てきます。
グリコのポッキーは2007年に1箱19本から同じ値段で17本に減らされていますし、
森永アイスクリームのピノは2008年にマルチパックの個数が28個から26個になっているんですね。
      
あとそれから、たまに100円セールをやってると得した気分になるコンビニのおぎにり。
ですが実はこれも、年を追うごとにだんだん小さくなっているみたいなんですね。
みなさんお気づきでしたでしょうか?


これはある意味、すでにインフレが始まっていると言った方がいいかもしれません。
そう、景気が良くなって経済が活発化するのは結構なことですが、
実はそれ以前に、物価がすでに上がり始めているとしたら…。
となると、これからいろんなことが上向きになったように見えても、
実質の生活としてはさほど変わらないか、逆に苦しくなったりすることさえあるのかも。
それくらいの心積もりでいっておけば、後々、残酷な思いを味わわずに済むのではないかと…。
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